元    さ    ん    の   山   紀   行
赤 祖 父 山 (1,033m)
<富山県南砺市>  平成20年03月31日






福寿草を観賞して、扇山・赤祖父山を経由、そして、高清水山までと思っていたが・・





小雨の中を出発! 林道をショートカット 福寿草群生地への取り付き


杉林の急斜面を行く お目当ての福寿草は、まだ蕾! ここにも、あそこにも・・・福寿草!


雪量がだんだんと増え、林道へ。 林道をしばらく行き杉林の斜面に・・・ 小振りの杉中を潜って・・


杉林を抜けた所で・・・ 扇山のブナ林を行く。 赤祖父山頂にて休息。


高清水山方面への988mピーク この地点を食事処とする。 シェルターを造るに充分雪量があった。


結果的には、タープを張って良かった。 温かい食事は身体が温まる。 この間に、やはり降雪があった。



いつものように記念写真。


帰り道は、快調に・・・ 扇山で一息つく。 急斜面でのスノーシューは難しい。





「3/31コラム(山つれづれ・・・より)」

3/31 「福寿草」 と、「赤祖父山から高清水山へのルートの挑戦」 を掲げての雨中山行。その雨は、それ程でもなかったが、すぐに雪となった。福寿草は、このところの寒さで、蕾の域を脱していなかった。(一週間は早かったかな!)

 そうなれば、もう一つの楽しみになる。標高550mから雪上になり、700mからスノーシュー装着。横殴りの雪になるが、「雨よりはいいね!」 と呆れた会話になる。900mからは、真っ新な雪上を歩く事になり、靄っていても、何故かルンルン気分となった。

 扇山到着が午前10時半であり、食事には早過ぎるし、高清水山までは遠過ぎる。ならば、「取りあえず、赤祖父山まで行って決めよう。」 となるが、すぐに到達。もう一時間高清水山方面に歩く事になる。靄っているため、ブナ林は、より幻想的に映るのであるが、北ちゃんが突然走り出してしまう。それでは、皆が付いていけるハズもない。しかし、その速さでなければ、高清水山まで行けるハズがない。雨の予想だけに、提案してみたものの、その可能性はないと思っていたのが、悔やむ結果となってしまった。(集合・出発時刻を、繰り上げせねばならなかった。)

 赤祖父山から30分、988mの標高点に達した時点で、何故か一時的に青空が見え始めた。「お腹すいた。」「ここで止めよう。」などの雑音に、すぐに纏まってしまい、シェルター造りに精出す事になる。まだ、この山域のこの高さでは、充分なシェルターが造れ、風雨・風雪に耐える事が出来る。昨年、城端山岳会の手で、高清水山~赤祖父山間の登山道が整備されたと聞き及んでいたが、まさか、この時期に、このルートの一部を歩くとは思っても見なかったが、ずっと続くブナ林に心が奪わせ、またいつの日か訪れてみたいと思った。(今度は、高清水山まで・・)





  ◇◇◇コースタイム◇◇◇
車デボ地点7:25=福寿草(8:15~30)=赤祖父山(10:55~11:00)=988mピーク(11:30~14:10)=扇山15:00=登山口16:15=車デボ地点17:00

   ☆☆☆ 同行者 ☆☆☆
     「北ちゃん」・「ねぎちゃん」・「山ノ神」