元    さ    ん    の   山   紀   行
赤 祖 父 山(扇 山)
<富山県南砺市>  平成27年04月13日








赤祖父山(扇山)にて・・・・





林道(上部)から、杉林の急登を行く。 隣の大寺山を望む。


雨を凌いだシェルターの中で・・・


小降りになって、周さんと・・・ 庄川のダム湖が見える。


雨を凌いだシェルターを後に・・・ 傘を差した周さん余裕。 扇山周辺は、まだ雪がたっぷり。


ブナ林を行く。 夏道に沿って、上部の林道へ・・ 林道(上部)で一休み。



雲がわき出し「雲上の人」となった。





  元さんの戯言・呟き

4/13 雨を見越してであるが、私達の時間に合わせるのは、「何の問題もない。」 と言ってくれる周さんと一緒に赤祖父山へ行く事になった。残雪で登山口まで行けなかったのであるが、もちろん、歩き始めから雨である。

 福寿草の群生地に入ろうとした時、何か動物が動いたように見えたのが、イヤな事に、その福寿草を盗掘する男性であった。我々が声をかけて勝手が悪かったのか、こちらを向いて座り直して、愛想笑いをしたかのように見えたが、他の場所に袋に入った福寿草があったから、あの男性が採ったものであろう。

 通り過ぎてから、「注意をすれば良かった。」 「写真でも撮れば良かった。」 と思ったが、その考えが、その時、思い浮かばなかった事に、自分の情けなさを悔やむしかなかった。

 登山道の合流地点(分岐)で、私はスノーシューを着けた。林道に出てから、周さんが、スノーシュー、「山ノ神」が、カンジキを着けた。直接、夏道に沿わず、林道を高清水山方面へ、少しばかり歩いてから、杉の急斜面に取り付く。夏道と合流すれば、大寺山が大きい。また、牛岳が違った感じで見る事が出来る。

 杉林から、ブナ林に変わる所からが、赤祖父山のいいところである。残雪期ばかりでなく、晩秋の小春日和に、落ち葉を踏み歩くのも実に気持ちがよい所でもある。雨降る中、扇山でシェルターを造る事にしたが、雪が堅くて、なかなか作業が捗らなかった。

 周さん持参のスノーソーの出番まであったが、タープを張るまでに、かなりの時間を要してしまった。その間、ずぶ濡れになってしまっても、屋根があって、火を焚けば、心まで温かくなるなるもんだ! 

 シェルター造りと、その中で過ごした時間が、どちらが長かったかと問われれば、答えようがないのであるが、10~15分で、造り終える算段であったから、待つものにしてみれば、長い時間であっただろう。






  ◇◇◇コースタイム◇◇◇

 車デボ9:30=福寿草経由の登山口9:45=分岐(10:50~11:00)=上部の林道(11:25~35)=杉林の取り付き11:40=夏道と合流11:55=扇山頂上(12:10~14:35)=上部の林道(15:00~05)=分岐(合流点)15:25=登山口16:00=車デボ地点!6:10

   ☆☆☆ 同行者 ☆☆☆
               周さん・「山ノ神」