元    さ    ん    の   山   紀   行
赤 祖 父 山
<富山県南砺市>  平成30年04月03日








福寿草




雪割草(ミスミソウ)





福寿草群落への取り付き あえて今回は、杉林を行く




福寿草が咲き乱れています。




福寿草の群生地には残雪が残っていました。。




雪割草の群落と遭遇しました。




2つの登山道の合流点で食事としました。 私は、上の林道まで足を延ばしました。


今回は、時間がなく、この上へは行けませんでした。 砺波平野を見下ろす。




登山道(凹)だから、残雪があります。


杉林に出れば、登山口まで近い。 登山口は荒れています。





  元さんの戯言・呟き

4/3 連休2日目は、やはり時間制限があり、近間の低山と決め込んでいた。山菜採り前で、林道歩きがあるが、「袴腰山」も、面白いのではと思っていた。車を走らせていた途中に、「山ノ神」が、「福寿草を見たい。」 と言い出し、赤祖父山にハンドルを切った。いつもと違う丸山横を通る林道に入ったが、すぐに通行止めになった。仕方なく歩いたが、その荒れ方・崩壊に、これでは、しばらく車が入れないと思った。

 デブリ(残雪)があったから、福寿草への本来のルートから外れて杉林の急登を選んだが、「山ノ神」は四苦八苦。しかし、自分から福寿草と言っただけに、”怒る” 事が出来ない。でも、福寿草の群落に辿り着けば、その事など忘れてしまっていた。この取り付き前に、一見、”凄いヤマや” と思われる方とお会いした。高岡の佐々木氏とお伺いした。目が合った時から、私を持ち上げてくださるのであるから、相当お上手な方! でも高感度!

 赤祖父山の準備は何もしていなかったから、「何処まで行けるか?」 であった。その内、かなりルートから南側に外れている事に気が付いた。登り難かった左側へ行けばよかったのであるが、あえてそれを嫌ったからである。仕方なく北側に舵を切らなければならないのであるが、ずっと前も、このような所でエライ目に遭ったことを思い出した。その時は、雪を拾えたからよかったが、今回は全くの藪漕ぎとなった。

 車をデボする地点で、予想より雪量があったので、昨日の牛岳の事もあり、迷わずスノーシューにした事も、藪漕ぎが一層辛さが加わった。しかし、このところの私の悩ましきルート探索に鍛えられたのか、黙々と登って来る「山ノ神」。 でも、姿勢を低くすると相手方が何処にいるのか分からなくなる不安があったものと思う。

 良いに悪いは付き物なのか、凄い量の雪割草に遭遇した。赤もピンクも白もである。「あそこにも、ここにも」 である。しかし、写真を撮ろうとすると、ストックやスノーシューが周りの枝に引っ掛かるのが困ってしまった。登山道上の量など、比べ物にならない程であるから凄い! しかし、此処で時間を取られてしまったのだから、上へは行かれなくなった。

 合流地点(分岐)で、腰を降ろす事にしたが、「山ノ神」は、盛んに私を煽る。「行ってきてもいいんだよ!」 ちょっぴりカップ麺を食べて、「上の林道まで行ってくる。」 とスノーシューを履いた。荷は持たず、カメラとGPSだけを持って走り出した。でも、距離にして450m程であるが、やっぱりそれなりの時間を要した。上部は雪がべったり。「赤祖父山山頂でなくとも、扇山まで行きたかったな。」 と思っても仕方がない。30分ほどで「山ノ神」の所まで戻った。帰りは、通常の登山口に・・・・






    ◇◇◇コースタイム◇◇◇

     ☆☆☆ 同行者 ☆☆☆
               比佐恵