元   さ   ん   の   山   紀    行
大明神山 (2,082.6m)
<富山県魚津市>  平成25年04月08日



好天に恵まれたが、前夜の降雪と力量不足から1,650m地点で撤退となる。








6:10 自転車をデボ。 南又谷林道を行く。


南又谷は、いつものように荒れている。 大又橋付近が取り付き地点。


7:50 杉林の尾根に取り付く。 8:05 片貝下流を振り返る。


8:25  元気な二人。 8:35  煩いヤブに一服。


10:20  1,170m付近


10:40  1,200m付近、北ちゃんにトラブル。 気を取り戻して歩き始める「北ちゃん」


11:20  1,270m付近 11:25  1,280m付近


11:55  1,390m付近


12:20 1,450m付近の急登。


12:30  1,470m付近をトラバース気味に・・ 13:05  1,540m付近で山頂方面を伺う。






13:20  1,620m付近 「北ちゃん」 頑張る。


~~  時間を気にしながら、最後の奮闘! ~~


~~  残念ながら、1,650m付近で、まだ先が長い山頂を諦める事とする。 ~~


見上げる稜線から、左奥へ進まなければならず、
時間的には無理と判断す。


奥は、僧ヶ岳・駒ヶ岳方面。 東芦見尾根


~~  13:40  登頂を諦め下山開始。今度は食事処探しだ! ~~


14:00 急いで、ベンチ・テーブルの作成。 14:05~55  ようやく食事に有り付けた。


~~ 15:00  お腹を膨らませ、気持を新たに下山開始。 ~~


トレースに現れるように、気持ち良く斜面を降りて行く。


~~ 15:45頃  再びヤブに出た。 ~~


16:15  ヤブに疲れ果て、思い切って、雪崩れた後を一気に降った。


16:40  荒れた南又林道を行く。 18:00 自転車デボ地点に戻って・・ 雪ある所は、自転車を押しながら・・










  元さんの戯言・呟きから

4/8 朝方の時雨を予想して、集合時間を30分程遅らせて、自転車の活用を期待したのですが、すぐに残雪のためデボとなる。小雪がちらつく中、大又橋付近の取り付きまで2時間を要してしまった。

 着雪からして、スムーズな登高を期待していたが、2時間近くヤブとの戦いとなった。ヤブから逸れるとゴボるし、急斜面ではスリップを繰り返していた。広い尾根に出て登り易いかのように見えても、30cm前後の新雪は、穴ぼこを隠し、斜面ではずり落とそうと待ち構えているようであった。

 1,500m付近に達した時には、最早登頂など出来るハズもなく、荷を降ろして、今年の最高地点(初雪山の標高)を目指そうとなった。(超えようとなった。)1,650m付近に達した時は既に午後1時半となり、未練はあったけれど、潔く撤退する事にした。

 と同時に山頂付近のガスが、見る見る内に消え、真っ青な空になったが致し方ない。荷のデボ地点に戻り遅い昼食となったが、空いたお腹にラーメンは絶好の食材となったような気がする。

 あれだけ苦労して登ったのに降りとなると、何度も尻餅を付いたものの跳びはねるように駈け降りた。そして、再びヤブの中に入った。登りほどではないにしても、やはりヤブは辛い。途中雪上に出て(標高800~850m付近)お互い顔を見合わせた。

 ヤブを捨てての谷筋の強行突破である。しかし、雪崩痕ある。積もった雪が全部押し流された感じあったし、その痕は凄まじいものであったが、何もかもが落ちたような気もした。やってはならない事であったが、標高差にして、250~300mの突破を試みた。逃げる事と、切れていた時は、尾根筋に登り返す事を覚悟して・・・・
 「結果オーライ」 となり、明るい内に車に戻れたのである。





 ■■■ コースタイム ■■■
   片貝第2発電所5:40=自転車デボ6:10=分岐6:45=取り付き(7:45~50)=1,292m11:30=1,500m付近(12:40~55)=撤退地点1,630m(13:25~40)=1,500m食事処(14:05~55)=1,292m15:10=取り付き地点(16:25~30)=片貝第2発電所18:15

 ■■■ 同行者 ■■■
            北ちゃん・周さん