元   さ   ん   の   山   紀    行
大 日 岳(2,501m)
<富山県立山町・上市町>  令和01年08月12日





下司女史と思わぬ再会。山頂いっぱいお話をした。









6:25 7:05


7:35 大日平の長~い木道


鍬崎山 薬師岳


これから登る大日岳(左) 山荘が見えて来た。


8:15 またまた木道です。


リンドウが咲いていました。 大日平と弥陀ヶ原を見下ろす。


下司女史とバッタリ。嬉しい出会いです。


下司女史と藤林君と3人で下山する。
大日平山荘では、ゆっくりコーヒータイムを楽しみました。








  元さんの戯言・呟きから

8/12 称名道路のゲートは午前6時前から開いていた。それだけ多くの登山者が押し寄せていた事になる。暑かったが、厚い雲に覆われ展望はイマイチだった。大日平から最初の水場くらいまでは、かなり順調な歩きで、当初の計画登り5時間、降り4時間を遥かに上回っていた。

 ゆっくり歩きに心掛け、水分を充分に取る。コーヒー好きな自分であるから、水は3L、出掛けに「山ノ神」から、凍ったペットボトル1本と、小型のテルモスを渡されたから、ちょっと重さが膨らんだ。そのような事は理由にならないが、やっぱり次第にペースが落ちていった。そんなところに、一人の女性に追い付かれた。「何処から?」 と尋ねたら、魚津の返事。何となく、二度お会いした (と言ってもそんなにお話はしていない。) 「下司女史かな?」 と問うとそうだと言われた。

 そうなると、何十年来の友達のように、一緒してもらう事になる。話せば、それこそ、湧いてくるようなもので、次から次にである。大日岳の山頂で食事も一緒して頂いた。そんなところに、一人の青年が走るようにやって来た。先にやって来ている女性の友かと勝手に思い込んでいるもので、シャッターを切ってもらった女性に申し訳なかったと言っていたが、全くの勘違いであった。

 しかしである。その青年(藤林君)と馬が合ったのか、私達に合わせてくれたのか分からないが、降りは、ずっと一緒してくれた。調子に乗った私は、無口なのを忘れてしまい、ずっと喋っていたようであった。でも、楽しかった。「若いって、本当にいい。」 最近、山を始められたようなのだが、ずっと、このまま山を大好きになってくれたらと思わずにはおれなかった。

 ずっと、一緒してくださった、下司女史にしても、この若者と一緒していた事に楽しくないはずはなかったと思う。大日平山荘でコーヒーを振る舞うと言っていたのに、山荘で水を買わなければいけないようにしてしまい申し訳なかったと思っている。初期の冬山(雪山)入門のお手助けは出来ると思うので連絡ください。あっ、お二人の連絡先も知らないのであるが、縁があれば、また再会もあるだろう。





 ■■■ コースタイム ■■■
 ゲート6:00=称名駐車場6:15=登山口6:25=牛首7:35=大日平山荘8:15=大日小屋とのコル(10:45~55)=大日岳頂上(11:10~12:05)=大日平山荘(14:10~45)=猿ヶ馬場(15:35~40)=称名駐車場16:30

 ■■■ 単独行 ■■■
            途中から、下司女史・藤林君