元    さ   ん   の   山   紀   行
春 木 山  (1,590m)
<富山県 南砺市(利賀村・平村)>  令和01年05月13日




この辺から三ヶ辻山を眺めるのは結構好きである。





登山口 第一休憩所


マンサク 第二休憩所で腰を下ろす。


タムシバ越に人形山。 べったりの雪上を行く。


人形山が近付いて来る。 宮屋敷跡に着く。


宮屋敷跡から人形山を望む。 宮屋敷跡から三ヶ辻山を望む。


春木山頂上辺りで食事とする。(山ノ神だけ・・)


宮屋敷に向かっての帰路。






  元さんの戯れ・呟きから・・

5/13 登山口まで車を乗り入れる事が出来た。午前6時半スタートだから、高岡に午後5時に戻らなくてはいけないにしても、本来なら人形山往復も充分に間に合うのであるが、今回は始めから春木山と決めていた。ところがである。コシアブラが目に入り、一度採ってしまうと、エスカレートしてしまい大幅に予定が狂ってしまった。

 標高1,000mくらいから雪が現れ、第2休憩所手前からビッシリ雪であった。時たま、樹木の跳ね返りに見舞われ痛い目にあったりしたが、やっぱり雪上歩きは楽しい。しかし、宮屋敷の鳥居付近には雪がない。三ヶ辻山や人形山・大滝山辺りは、青空の下にスッキリ望めたのであるが、北ア方面は、薄雲が現れ霞んだようになり、スッキリとはならなかった。

 先週来ておれば、そんな事もなかったのだろうが、春木山方面へは、ヤブの中に雪を探しながらの歩きとなった。ヤブを抜けた雪面も、風の悪戯なのだろうか、それとも雨がそのようにしたのだろうか、風紋というには、大き過ぎ深すぎの凸凹面を歩く羽目になった。

 必ずしも目標のてっぺんにはいかなかったが。雪面の広がった所で束の間の休憩を取った。北アの眺望を望む事は出来なかったが、この辺から眺める三ヶ辻山の山容は私の好きなところである。戻りは、ヤブがあっても、視界が良かっただけに、宮屋敷の鳥居を目掛けてかなりショートカットする事が出来た。

 下山時は、雪上を駆け降りるだけに、あっという間に着いてしまう。雪が無くなれば、またコシアブラ採りになってしまった。コシアブラは、どれだけ採っても、あまり嵩にならないし、重さもそれほどでもない。さて、また、どなたかにあげなければならないし、どのように食べるかで悩まなければならない。

 林道の事ですが、ヘアピンカーブから、しばらくはかなり凸凹だから、車高の低い車は辛いかもしれない。私達の他に、金沢ナンバーの車が一台あった。私達の先に降りて行かれたのであるが、ノロノロで、何度も止まって、尖った石を取り除いておられた。私が覚えている回数だけでも8回だった。下りの方が、余計に神経を尖らせておられたのかもしれない。






 ■■■同行者■■■
        比佐恵