元    さ   ん   の   山   紀   行
春 木 山  (1,590m)
<富山県 南砺市(利賀村・平村)>  平成27年12月08日




春木山に届かず、我一人、宮屋敷跡まで・・・





人形山登山口。 スノーシューを履ける雪量があった。


第1休憩所まで、1時間20分を要した。 トレースは動物の足跡だけ・・


快適な歩きとは言えないらしい・・・


第2休憩所に到着。 第2休憩所から人形山頂上を望む。


山頂どころか、宮屋敷跡までさえも諦めて・・・


「山ノ神」と別れて、宮屋敷跡へ・・・・・


宮屋敷跡から、人形山頂上を望む。 宮屋敷跡から、チョッピリ三ヶ辻山を望む。


好天で北アの山々の多くを望めた。
春木山頂まで行けば、もっとステキだったのだが・・・


標柱にカメラを乗せ、セルフタイマーで撮る。


待機所から下山開始。






  元さんの戯れ・呟きから・・

12/8 連休2日目は、保育所の送迎や夕方から友人宅の新築披露があるから、とても人形山頂まで行けないと思い、ハードルを下げて春木山へとしていた。前日の好天が続けば、人形山頂からの白山と、それに連なる山々の展望を拝む事が出来ないが、春木山頂からは、北アの山々を、天蓋山とまた違った角度から眺められるからである。

 しかし、いろいろと有り、登山口(人形山登山口)スタートが午前10時になってしまった。前日のカンジキと違って、スノーシューの快適さを感じるのであるが、60~100cmの積雪でのモナカ雪に閉口せざるを得なかった。第1休憩所までは、夏道の1・5倍を要したが、その後は、2倍の時間を要するに至り、所用をこなすには時間が足りなくなってしまった。

 でも、トレースのない雪斜面を進むのは、「チャレンジ」が頭に浮かび、歳を忘れて突進する様は、何事にも代えがたいなどと、自己満足の世界に入り込んでいくのである。もう少し、もう少しと足を前に進めるのであるが、「山ノ神」が、サイドブレーキを効かせる如く、立ちすくんでしまっては、春木山どころか宮屋敷跡にも届かなかった。

 もう少しであったが、食事する事さえ叶わないのかとなれば、その言葉に意気消沈してしまう。その食事中に、ちょっとだけと私一人先に進んだ。荷を担がなければ、7~8分で宮屋敷跡まで到達。そこからでも、北アの雄姿を望む事が出来て満足。もう30分、スタートが早ければ、また、「山ノ神」のもう少しの頑張りがあればなどと思うのは、やっぱり欲張りというものであろう。





 ■■■コースタイム■■■
人形山登山口10:05=第1休憩所(11:25~30)=第2休憩所(12:30~35)=宮屋敷手前でリタイヤ(13:25~14:00)=宮屋敷跡(14:05~10)=リタイヤ箇所(14:15~45)=登山口(16:00~10)

 ■■■同行者■■■
              比佐恵