元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650m)
<富山県南砺市(利賀村)>  令和02年04月06日




金剛堂山頂上へは、独りになってしまった。





栃谷登山口・百瀬川を渡ります。 沢沿いに行く。


昨夜の雨は、山では雪となったようです。 栃谷から1キロ地点。


栃谷から2キロ地点。 ブナの原生林を行く。


片折岳を通過? 片折岳から山頂方面を望む。


3キロ地点。 「山ノ神」1,400m辺りでダウン!




これから単独行 (トレースなし)




栃谷から4キロ地点。 4キロ地点から山頂方面を望む。




陽が当たれば、もっときれいだったのに・・・




祠が見えて来ました。


セルフタイマーで撮ったのですが・・・






「山ノ神」の待っている待機所に戻って・・








   元さんの戯言・呟きから・・・

4/6 「山ノ神」は、疲れが出たのかなかなか起きて来なかった。そんな事もあって、金剛堂山栃谷登山口発が午前9時を回ってしまった。「なかなかいいペースだ!」 「午後1時まで着くよ!」 などと、機嫌を取りながらの歩きであったが、片折岳に着いた所で、「もうダメだ!」 と言い出した。

 今年の1月にも、”途中逃走?” 事件があり、その申告 (もうダメだ!)  は少々遠慮がちであった。それは、私があまり面白くない顔をしていたからに他ならない。「せめて4キロ地点まで!」 「それがダメなら思案山まで!」 となったが、思案山までも届かなかった。1400mくらいで穴を掘った。「山ノ神」待機場所である。

 それから、1時間半程の時間をもらった。(午後0時45分頃であった。) 前夜の降雪や、きっと風もあったのだろうか、トレースが全部消えていた。そして、樹氷である。心が躍った。しかし、写真を撮るには陽が欲しかった。ちょっぴり顔を出したりするのであるが、なかなか持続してくれなかった。

 昨日の天蓋山の帰り道、”塩の千本桜” を見に寄った。初めてだったが素晴らしかった。しかし、今日の山頂近くのブナの樹氷も、それに劣らないくらいに素晴らしかった。桜のように見えるのだから不思議なものだ。陽があたっておれば、文句なくであった。そして、山頂に立った。「百の山頂に百の喜び有り」 まさしくその通りである。62回目の金剛堂山であったが、一つ一つの想い出がある。



 ■■■コースタイム■■■
  栃谷登山口9:00=1キロ地点(9:45~50)=2キロ地点10:45=片折岳(11:35~40)=3キロ地点11:50=1,400mの待機所(12:15~45)=4キロ地点13:00=金剛堂山頂上(13:35~45)=4キロ地点14:00=待機所(14:15~45)=登山口16:30    

 ■■■同行者■■■
        比佐恵