元    ち   ゃ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山 (1,650㍍)
<富山県 利賀村 八尾町>  平成15年12月01日



初冬の百瀬川は、何だか上高地の雰囲気?




 雨が強く降らないだろうと思い、利賀の「金剛堂山」に決めた。本来ならこの時期に、かなりの積雪があるのだが、今のところ暖冬なのだろうか全く雪がなかった。
 小雨模様のため、始めから雨具を身につけた。登山口から15分程経ってから、駐車場を見下ろすと、我々の車の後に、ライトの点けた車が見えた。後続者かなと思ったが最後まで誰も登って来なかった。
 葉が落ちて見通しの良さに「宿り木」だけが目立つ。
 栃谷から2キロの地点を過ぎると、ブナ原生林の中を行く。 登りつめた所から5分ほど、下った所に3キロ地点がある。


登山口から、すぐ沢の左岸を 栃谷から3キロの地点で

 3キロ地点から、2~3分ほど緩やかに登って行くと、次第に赤土の滑りやすい所を行くようになる。やがて、溝がなくなり歩きやすくなると、小さな崖が2ヶ所ありトラロープが施してある。
 笹の切り開いた登山道を登りきった峠のような所が4キロ地点。平らな所だと思ったら、また登りがあり、狭い(細い)尾根をしばらく快適に行く。その後は、一汗掻いて風衝草原の様相を呈してきたら、もうすぐ頂上である。でも、もうすぐと言っても10分以上掛かってしまい「山ノ神」に叱られてしまった。


ぬかるみを滑らないように 今日は、ビールがなかった 小雨の金剛堂山頂上で

 小雨の頂上は寒い。手が悴んでしまう。コーヒーを沸かしても、すぐ覚めてします。「山ノ神」何時ものように、ビールには未練があるようである。1時間半で下ろうと言ったが、やはり少しオーバーしてしまったようだ。
 帰路は、登山口から八尾に出て、富山の山用品店に寄って、カンジキの爪の修理を依頼した。





 ■■■コースタイム■■■
高岡7:40=登山口(9:10~30)=栃谷から1キロの地点(10:00~05)=栃谷から2キロの地点(10:40~45)=3キロの地点11:05=4キロの地点11:35=金剛堂山頂上(12:10~13:00)=4キロの地点13:15=3キロの地点13:35=2キロの地点13:55=1キロの地点14:25=登山口(14:55~15:05)=高岡

 ■■■同行者■■■
        比佐恵