元    さ   ん   の   山   紀   行
金剛堂山  (1,650m)
<富山県南砺市(利賀村)>  平成21年07月19日



前半は、雨が降ったり止んだりで、それ程の雨が降らなかった。





栃谷登山口で・・・ 登山口の百瀬川 1キロ地点。


2キロ地点。 ブナの原生林を行く。 3キロ地点。


一度下がって登り返す。 4キロ地点。 山頂への最後の登り。


金剛堂山頂上(前金剛) 山頂からの風衝草原を行く。 「疲れた! お腹空いた!」の表情!


やむなく昼食とする。 前金剛を振り返る。 中金剛(最高点)


奥金剛方面を望む。 奥金剛へ行く事となる。 まだニッコウキスゲが残っていた。


今にも雨が降り出しそうな奥金剛で・・・


東俣に向かって・・・ やっと、林道に出る。(支点) 東俣登山口に着く。そして、
長い林道歩きが待っていた。




「7/19 コラム(山つれづれ・・・)より

7/19 剱岳山行を中止にしても何処かに行かなければならない。しかし、中止にしたくらいであるから、容易に行き先が決まらなかった。雨覚悟して、金剛堂山に決めたのが午前6時半を少し回っていた。それから準備であるから、当然の如く1時間を要してしまった。

 「あまり降らないね。」 剱岳山行を中止にした事が正解であったのかと引き摺ってしまうのであった。当然降ればイヤなのであるが、降らなければ納得出来ない。そんな心境で歩き出したのが午前9時20分であった。車中で食べたもの以外は、カップ麺とコーヒーだけの簡単なものしか持参しなかったが、雨に対する備えだけは厳重すぎるくらいにした。

 空を見渡せば暗雲が立ちこめていたが、パラパラと降ったと思えば、すぐに止むというおかしなお天気が続いた。相変わらず立山方面に目が行き気味であったが、「お天気が悪い。降っている。」 などと心を納得させていた。山頂は、あまり降らないとはいえ、かなり風が強かった。その代わり虫がいなくて助かった。正午を過ぎていたが、食事処を、もう少し先に求めた。

 カップ麺を食べてから、お湯を沸かし、「さて、コーヒーは?」 となったが、お互い「あんたが用意したのではないの?」 と、アルコールを飲まない私にしてみれば、さみしいものとなった。益々雲行きが怪しくなり、とうとう雨具を纏ったが、今度は蒸し暑くてたまらなかった。

 当初は、この辺で戻る予定であったが、ニッコウキスゲを求めて奥金剛まで・・・ そして、一番悪いパターンであるが、ここまで来たら東俣まで行こうとなった。雨が強くなり登山道がぬかるむようになってきたが、もう歩き通すしかなかった。結果的に雨は差程強くならなかったが、想像を絶するような土砂降りになった時の林道歩きで土石流を警戒してしまった。何ともなくて良かった。




 ■■■コースタイム■■■
 高岡7:35=栃谷登山口(8:55~9:20)=1キロ地点(9:55~10:00)=2キロ地点(10:40~45)=3キロ地点(11:10~15)=4キロ地点11:45=金剛堂山頂上(12:15~20)=昼食(12:30~13:15)=中金剛13:20=奥金剛(13:45~50)=林道14:40=東俣登山口15:25~~林道歩き~~栃谷登山口(17:35~50)

 ■■■同行者■■■
        比佐恵