元   さ   ん   の   山  紀  行
鍬 崎 山(2,089.7m)
<富山県富山市(旧大山町)> 平成25年07月02日






山頂に到達した頃は、展望があまり良くなかったが、
久し振りの登った鍬崎山だけに登りごたえを感じた。





粟巣野との分岐。 一旦降って、また、その分登り返さなくてはならない。


1550m付近は、登山道がかなり崩壊している。 11:45 ブナ林の中の急登が続く。



登った所が独標



1850付近で、「山ノ神」待機となる。


久し振りの鍬崎のてっぺんに満足! 有峰湖が望めた。


大品山へ




   元さんの戯言・呟き

7/2 何処に行くか迷った。ブツブツ言う 「山ノ神」に来るなとは言えない。時間制限下では、行き先が限られて来るし、かといっていつも同じ所では飽きてくる。しかし、振り返ってみると、母の介護の頃(12~15年程前)は、もっと厳しい条件下で、それなりの山行をやっていたのであるから・・・

 「ゴンドラに乗れば、鍬崎山に行ける。」 と「山ノ神」に提案すれば、やっぱり 「えぇ~ッ」 となったが、今回は、それで押し切る事にした。「イヤければ・・」 だけは言わなかった。でも、今度は、孫がぐずった。なかなか食事が進まない。食べさせようとしたら、憤慨し尚更可笑しくなるので、仕方なく待つ事にした。この時間帯の10~20分は、ラッシュになるだけに、もったいない時間であったがしょうがなかった。

 ゴンドラ駅では、「大品山ですか?」 と聞かれたが、「鍬崎山です。」 と答えた。しかし、心配そうな顔をされたので、「必ず、最終まで戻ります。」 と重ねた。瀬戸蔵山まで30分も掛かったので、こりゃいけないと思ったが、大品山まで60分だったので、何とかなると思った。でも、一旦大きく降るだけに帰りは大変だと思わざるを得なかった。

 鍬崎山までは、3~3・5時間だと思っていただけに、刻々と過ぎて行く時間に、焦りを隠せなくなり、1,850m付近で、故障気味のコンロに火を点け、「山ノ神」を待機させる事にした。

 いつものパターンであるが、少しの時間をもらって、私だけが山頂に行く。そして、「山ノ神」だけが、その時間に嗜好品を楽しむのである。私は、少々お腹を空かそうが、お山のてっぺんを伺う方が好きなのだから仕方がない。

 今回は、残りの標高差が240~250mであった。果たして、許された時間で行って来られるのかと不安であったが、往路25分 復路15分であった。山頂からは、有峰湖が望めたが、薬師岳には、ガスが掛かり下部しか伺えなかった。半袖一枚では、寒いくらいの風が吹いていたが、てっぺんに立つ満足感がそれを上回った。





 ☆☆☆ コースタイム ☆☆☆
  ゴンドラ山頂駅9:30=瀬戸蔵山(9:55~10:00)=大品山(10:30~40)=独標12:20=標高1850m付近待機(12:50~55)=鍬崎山頂上(13:20~25)=「山ノ神」待機場所(13:45~50)=独標14:10=大品山15:25=瀬戸蔵山15:50=ゴンドラ頂上駅16:15  

   ■■■ 同行者 ■■■

              比佐恵