元   さ   ん  の  山  紀  行
夫 婦 山 (784.1m)
<富山県富山市(旧八尾町>
平成20年06月15日




 所用を終えて、高岡を出たのが、午後0時半近く、野積川の上流・布谷の更に奥の西松瀬から、野積川を渡り、1・6キロ位狭い林道を行くと、夫婦山登山口の標識がある。(自宅から41・4キロ、約1時間)

登山口の標識 ササユリがお出迎え 整備された登山道 10分程で水場の標識


 「ササユリが見たい。」 という山の神の意見を尊重して、夫婦山を選んだ。「牛岳」でも良かったのであるが、久しぶりの夫婦山となる。しかも、松瀬側からは、8年ぶりである。10分も歩くと水場の標識があるが、コップがあるものの、殆ど流れていなかった。(ベンチがある。)

しかし、殆ど流れていなかった 手入れされた杉林 杉林中の階段を登る 祖父岳が見えるの看板がある


 5分も行くと、手入れされた杉林が現れる。茶色の幹と、周りの緑のコントラスが、とてもマッチしている。汗を掻きながら、急な階段を登る。登り切ると「祖父岳が見える。」 との標識と共に、ベンチがある。

祖父岳が大きく見える アザミ アザミが蔓延る所は、
下草刈がなされていなかった
二つ目の水場の標識


 今日は暑いが、ガスが降りて来ていて、祖父岳以外、あまり遠望とはいかなかった。祖父岳の後方に御鷹山、また、その後方に、牛岳が望めるハズであるが、はっきりとしなかった。
 アザミがたくさん咲いている所は、まだ手入れがなされておらず、ギザギザのトゲのような葉がズボンを通し、また露出した手肌に擦れて痛かった。


水は流れていた ハナニガナ 松瀬峠の標識 山の神 松瀬峠に到着


 二つ目の水場は、流れがあり、山の神が一息ついていた。その後、なかなか、山の神が、上がって来なかったで、止まって待っていたら、サンショウの葉を摘んでいたらしい。松瀬峠で、女峰に行くか行かないかになったが、今日の行程は短いから、やはり、ちょっとでも多く歩かなければいけないとなり、ヤマボウシやツツジを見ながら女峰へ。

ヤマボウシ ヤマツツジ <女峰への登り 女峰頂上で


 女峰から松瀬峠に戻り、男峰へ。何カ所か、虎ロープが施してあるように、ちょっと急な登りである。展望台に寄り、女峰や小井波を眺め、男峰へ向かった。

ロープに繋がりながら・・ 展望台の標識 展望台で 展望台から女峰を望む


 山頂からは、立山連峰も、隣の戸田峰も見えなかった。向かいの祖父岳と、後方に牛岳らしいものがかすかに見えた感じ。ササユリを楽しめたが、展望は全くよくなかった。
 今日は、日曜日であったが、このような時間であったからか、それとも、この時期では、人気が無いのか誰とも遭わなかった。
 それでも、小さな山頂にも、それなりの喜びがあり、少々ブヨに悩まされたものの、充分に夫婦山を味わったのである。


展望は良くなかったが、誰もいない山頂で、ゆっくりと・・




  ★★★コースタイム★★★

高岡12:25=夫婦山登山口(13:25~40)=松瀬峠(14:20~25)=女峰頂上(14:35~40)=松瀬峠14:50=展望台(15:05~10)=夫婦山頂上(15:15~16:15)=松瀬峠16:30=夫婦山登山口(17:00~10)=高岡

  ★☆同行者☆★
         比佐恵