元    さ    ん    の    山    紀    行
人 形 山 (1,726m)
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村)、岐阜県白川村>
平成20年06月03日






時間制限付きの山頂往復 コシアブラ入り「冷やしうどん」に・・・


登山口 第1休憩所 新緑を楽しみながら・・ 第2休憩所


もう、ちょっとで、宮屋敷跡! 宮屋敷跡に到着! ブヨ対策にネットを被る。 「冷やしうどん」なのだが・・


僅かに残雪があった。 コシアブラ採りに専念! 三ヶ辻山をバックにしながら・・ まだ、ないかな?


分岐で、「山の神」待機! 小さなカタクリの群落があった。 山頂でセルフタイマー。


人形山で見かけた植物たち
コイワカガミ ツバメオモト ショウジョバカマの蕾 タムシバ ムシカリ





 ■■■コースタイム■■■
高岡7:35=登山口(9:10~20)=第一休憩所(11:00~15)=第二休憩所(12:00~05)=宮屋敷跡(12:40~13:15)=分岐(15:00~05)=人形山頂上(15:20~25)=分岐15:35=宮屋敷跡(16:30~35)=第二休憩所17:00=第一休憩所17:25=登山口(18:30~45)=高岡

■■■同行者■■■
         比佐恵




「6/3コラム(山つれづれ・・・より)」

6/3 昨夜の段階で、降水量予測は多くないものの、降水確率はかなり高かった。「晴れれば有峰・薬師岳方面、雨量が多くなければ、人形山での山菜採り、凄い雨になれば、何処か適当に1~2時間歩いて来る。」 と大日岳下山後、仲間と交わした会話。「どちらにしても、家に戻って予報を見てから・・」 とも言って別れた。

 反省会開始が午後10時を回っていた。牛首からの下山時に、「もっと、早く歩け・・」 「歩けないのか・・」 「ゲートが閉まってしまう。」 を、じ~っと我慢して、言わなかったのが奏功したのか、山の神は上機嫌であった。「明日は雨。」 の予報に、のんびりムードが漂ったのも一因だったかもしれないが、穏やかな一時を過ごす事が出来た。 そして、PCの前に座ったのが、夜半。しかし、睡魔には勝てず、翌朝へ・・・・

 午前4時台に起床! HPの更新に手間取り、「雨は、大した事はない。行くぞ・・ 」 と、山の神に声を掛けたが、一向に起きて来ない。「疲れているのに、また、翌日出掛けるなんて・・」 と思っているに違いない。しかし、これが、我が家のスタイルなのだから仕方がない。

 ちょっぴり、ワイパーを回しながら、我が家を出発したのが、午前7時半。人形山登山口を出発したのが、午前9時半。ところが、20分もしない内に、山の神がワラビを見付け、杉林の中へ・・・ 私のリックの半分以上の重みが、ワラビとなって再出発となる。第1休憩所午前11時。

 今度は、コシアブラ採りになって、宮屋敷跡に着いたのが午後0時40分。さすがにお腹がすいて、遅い昼食となる。(冷やしうどん) 「山頂に行くの?」 と山の神。「何が何でも行く。」 と私。(午後1時を、とっくに回っていた。)

 登山口辺りでは、お化けのように伸びてしまっていたが、上部では、所々に残雪があるように、ちょっと早かったのかもしれない。でも、「あそこにある。」 「あの高いところにも・・」 などと、私を使い回すのである。

 三ヶ辻山との分岐に着いたのが午後3時。「行くの?」 改めて山の神。
 「行く?」 元さん。
 「行かない。20分もあれば、行って来られるでしょう。」 と山の神。
 「そんな速くは行けない。往き15分。写真等5分。戻り10分。の時間が欲しい。」 元さん。

 この時ばかりは荷を置いて行った。始めは50分の猶予が欲しいと言っていたからであろうが、その時間内で戻ったものだから、山の神は慌てた。密かに隠し持っていた飲み物が、中途半端になってしまったのだからたまらない・・・ 「飲む・・」 などと極まりが悪そうであったが、それよりも、こちらは、「腹減った。」 であった。

 欲張りばあさんと、欲張りじいさんは、益々荷を重くし、宮屋敷跡を出たのが、午後4時40分。採り残した太いワラビを採らなくてはならぬと、山の神のピッチが上がる。では、昨日の大日岳からの下りは何だったのか・・・

 「ちょっとだけ!」 だったのに、手に握れぬようなるまで、採るものだから、またしても、午後6時半を回ってしまった。丸々二日間を遊んでしまったが、「疲れ」 「満足感」 どちらが、どれだけ上回ったのかよく分からない。