元 さ ん の 山 紀 行
人 形 山
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村)、岐阜県白川村>
平成26年06月09日
また、一人だけの登頂になりました。
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今日も遅いスタートでした。 |
標柱が新しくなっていました。 |
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ブナは、いつ見ても心を和らげてくれます。 |
ちょっと、ぬかるんでいました。 |
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ちょっと、きつい登りです。 |
第2休憩所には、大きなドウダンツツジがあります。 |
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何にも見えません。 |
梯子坂上部の雪渓を行く。 |
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山頂に行かなくても・・・ |
どっかり腰を下ろして、一人宴会。 |
今日は、完全にコシアブラ採りでした。
元さんの戯れ・呟き
6/9 午後から雨かもしれないと思いながら人形山に出掛けた。コシアブラを採りは恒例なのであるが、例年より1週間から10日は早い。今年は何処に出掛けても、少しばかり早いような気もするが、来週は私(達)の連休となるので、この先の予定が、どうなるか分からないという事で出掛ける事にした。最も、少々の雨でも出掛けるのであるからして、そんなに珍しい事でもない。
午前9時45分のスタート時点では、暗雲立ちこめていたが、何とか目的地付近まで、我慢してくれないかと思いが叶わず、第2休憩所辺りからポツポツ降り出して、宮屋敷跡を過ぎてからは、ちょっと雨具が欲しいくらいになってしまった。私はスパッツを着けていた事もあり傘で凌いだが、「山ノ神」は上下の雨具を着込んだ。それはそれは暑い事だと思う。
道草を食っただけ時間は過ぎて行くのであるが、前年の宮屋敷跡でリタイヤに比べれば、踏ん張りもあり、よくぞ三ヶ辻山との分岐までやって来られた感じである。「山頂まで40分だよ!速く歩けば20分も掛からない。」 を感じ取ってかどうか分からないが、「山ノ神」は、その先に足を進めた。
「もうちょっと・・もうちょっと・・」 の誘導には、「山ノ神」は、痺れを切らしたのか、「もうここで良い。」 と立ち止まってしまった。残雪が有り虫除けの効果が期待出来ると思ったのか、「山頂はいいです。何回も登っているから・・」 で話は決まってしまった。
私からすれば、一生懸命歩けば、後5分、ゆっくり歩いても10分も掛からないところ故、執着がないとはこの事かと諦めざるを得なかった。でも、「山ノ神」からしてみれば、「遅いとも午後2時半には、バック開始しなければ・・」 が頭に有り、「私の休息がない。」 「楽しみの飲む時間がない。」 になってしまうのだろう。猶予時間は30分程度である。
最近の我々の山歩きは、楽しみよりは修行の域のようなものである。「時間制限の中でも、速く歩けば余裕時間が出来る。好きな所へも行ける。」 と促すのであるが、年々足が速くなるわけでもないし、実のところは、失速しているに違いないのにそういうのであるから、もしかしたら、地獄の特訓のようなものかもしれない。
私は、「山ノ神」より速く歩けるから、それなりの余裕がある。しかし、「山ノ神」は、大変であるに違いない。それでも、「もう止めた。」 「そんな山には行かない。」 などと、口にしないのであるから、これも何かの思いがあるに違いない。
悪い事ばかりではない。山では飲まない私でも、僅かな時間に、麺類などを浚い込み、コーヒーを飲めば、お腹の調子が悪くなる。このような山行状態になってからは、朝食を済ませてからの自宅スタートとなるため、昼食はあまり欲しくなくなってきた。「山ノ神」に合わせているから、食事をするのであって、コーヒーかパンなどがあればいいくらいである。それがとても調子がいい。家に帰ってから、ビール(アルコール)を浴びても、目方が減ったままを維持できるのであるから・・・・
■■■コースタイム■■■
登山口9:55=宮屋敷跡(12:15~20)=人形山と三ヶ辻山の分岐13:40=山頂直下の食事処(13:55~14:00)=人形山頂上(14:05~10)=山頂直下の食事処(14:20~35)=分岐14:45=宮屋敷跡15:35=登山口17:00
■■■同行者■■■
比佐恵