元    さ    ん    の    山    紀    行
人 形 山 
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村)、岐阜県白川村>
平成30年06月05日










昨年は通行止めで2年ぶりになりました。それでも、迂回した林道は、「道の駅たいら」の近くからです。







2年ぶりのスタートです。 工事のため、通常の林道では帰られないから・・


第一休憩所に到達。 疲れています。


第二休憩所での休憩。 ドウダンツツジ


宮屋敷に・・・ 少し残雪がありました。


今日の目的は、コシアブラ採りにありました。


梯子坂です。 三ヶ辻山の分岐で、「山ノ神」が待機としました。


ニッコウキスゲの蕾 ササユリの蕾

お花を楽しむのは、まだまだ、これからという気がしました。


今回も、山頂へは私一人になりました。








  元さんの戯れ・呟き

6/5 前日は金剛堂山。今日は人形山。連休は2座とも五箇山の山となった。田向からの従来の林道は、入ったすぐの所が崩落していて通行止めである。どうしても行きたければ、下から歩くか、道の駅「たいら」周辺の下出というところから、狭くて長い林道を、ひと山越えて行かなければならない。

 昨年は、小水力発電工事のため、やはり通行止めだったし、50回を目指すには、このへんで行っておかないとの気持ちが働いたのと、上等のコシアブラを採りたかったからでもあった。連日の山行で、「山ノ神」は、疲れ気味であった。第一休憩所に着いた時、あまり食べない「山ノ神」が、「パンをくれ」 と言ったが、「ない。」 のである。それどころか、食材が何もないのである。

 コンロ・ガス・コッヘル・水はあるが、肝心のカップ麺やパンなどが無いのである。あるのは、飴玉2個とコーヒーのみ。しかし、「山ノ神」は、ビール2本とツマミだけは、ちゃんと持参していたのである。それなのに、そして、何でとなった。あまり雰囲気が良くなかったのであるが、水はたっぷりあるし遭難した時の練習。そして、コシアブラ採りになれば、その空腹を忘れるのではないかと、良い方に考えるしかなかった。

 案の定、何とか、三ヶ辻山との分岐までは、その考えが奏功したかに思えたが、「山ノ神」は動かなかった。「あんただけ、行ってこられ!」である。その間、飲んでいるである。私が戻った時に、コーヒーのためのお湯が沸かされているかと思ってみたが、全然甘かった。

 今日は、我々の他に、愛媛から来られた6人の方々だけであった。(松山HCの方々)  車両が入らないため、田向から歩いて来られたのである。恐るべき熟年パワーを感じた方々である。我々が、コシアブラを採っていたせいもあるが、追いつかれてしまったのである。下山時の宮屋敷で休んでおられる松山の方々に、シャリバテの事を述べたところ、気前よく、パンとサラダの提供を受けたのである。

 そうなれば、こちらとて何か恩返しをしなければなりません。我々は、山越えをして帰らなければならないのですが、彼ら(彼女ら)は、上梨泊まりであるから、工事地点までである。その事を伝えると、とても喜んでもらえた。最後は、スッキリした形になり、慎重な山越えの運転に注力したのである。






 ■■■コースタイム■■■
  登山口7:25=第一休憩所(8:35~45)=第二休憩所(9:30~35)=宮屋敷跡(10:20~45)=三ヶ辻山との分岐(12:20~25)=人形山頂上(12:40~55)=宮屋敷跡(14:10~25)=登山口15:45

 ■■■同行者■■■
          比佐恵