元   さ   ん   の   山   紀    行
奥 大 日 岳(2,605.9m)
<富山県立山町・上市町>  令和01年08月17日



一日目は、奥大日岳に登りました。






室堂発7:50 みくりが池横を通って。


みくりが池山荘から雷鳥荘までぐるっと廻る。 雷鳥荘から雷鳥沢ロッジ横を通ってキャンプ場へ。


雷鳥沢キャンプサイトを見下ろす。 今日の我が家。一人ぽっちも、たまにはいいだろう。


多くのテントが張られ賑やかであった。 チングルマの群落を見ながら奥大日岳へ・・


別山乗越・別山方面を見上げる。 テン場が遠く小さく見えた。


室堂乗越辺りに来ると剱岳現れます。 立山川の下流には、ガスが掛かっています。


お昼近くになると、上昇気流でガスに覆われてしまいます。


ハクサンフウロ クルマユリ


シナノキンバイ タテヤマリンドウ


雷鳥親子と遭遇!


ハクサンイチゲ


イワイチョウ トリカブト


ハクサンイチゲの群落。


ウサギギク ヨツバシオガマ


奥大日岳から雷鳥沢キャンプサイトの戻る。 随分とテントの数が増えたような・・・


テン場の様子。 立山とキャンプ場


立山の稜線を眺める。 砺波の蔦さん御一行と遭遇。


雷鳥沢キャンプ場。独りで2泊しちゃいました。




兵庫から来たという26歳の男性3人と意気投合。











  =元さんの戯言・呟きから=
8/17 立山ケーブルは、始発予定前から臨時便が動いていた。私の到着は、午前5時45分くらいであったが、6時30分のケーブルに乗る事が出来、8時前には歩き始める事が出来た。ケガをした「山ノ神」の同行もなく、これからの山行のあり方を、ゆっくり考える場にしたい思いがあった。

 「速く歩くだけが山歩きではない。」 いろいろな楽しみ方がある。今回は、3日間、雷鳥沢で過ごしても良いつもりで臨んだ。コーヒーやビールを飲みながら、山の中にいる喜びが味わえればそれで充分だし、これからは滞在型(合宿形式)も良いのでは・・・。

 しかし、テントを張り終えても、まだ午前10時前。またまた悪い癖というのであろうか、この早い時間からコーヒーだけで、また朝からビールを飲むわけにはいかないだろうの理屈が奏功したとでもいえるのか、奥大日岳に足が向かってしまった。

 新室堂乗越手前から劔岳が眺められた。しかし、ほんの10分ぐらいで恥ずかしいのであろうか姿を隠してしまった。いつもそうであるかのように、上昇気流が立ち込めない先に、稜線または山頂に達しなければ、夕刻か明朝まで現れてくれない事の方が多い。

 むろん、奥大日岳山頂はガスの中。でも、山頂に至るまでは、チングルマ・ハクサンフウロ・シナノキンバイ・トリカブト・タテヤマリンドウ・アキノキリンソウ・クルマユリ・ハクサンイチゲなどが目を楽しませてくれた。

 テン場に戻って食事の準備をしていると、兵庫から来たという26歳の同級生3名と意気投合というのだろうか、次第に盛り上がっていった。本当は、3倍近く歳の差があるのだから面白くはないのだろうが、こちらの物量(食材)に心が傾いたに違いない。それでも楽しかった。そして、星もきれいであった。





 ■■■ コースタイム ■■■
  一日目
  室堂7:50=雷鳥沢(8:40~9:55)=室堂乗越10:35=奥大日岳頂上(11:50~12:05)=室堂乗越13:10=雷鳥沢13:40  

  二日目
 雷鳥沢4:40=別山乗越(6:15~20)=別山6:45=北峰(6:50~7:05)=真砂岳7:55=富士の折立(8:35~50)=大汝山(9:00~10)=雄山(9:25~35)=一ノ越10:10=浄土山(10:45~11:25)=一ノ越10:45=雷鳥沢!2:50

  三日目
 雷鳥沢10:20=室堂11:10

 


 ■■■ 単独行 ■■■