元   さ   ん   の   山   紀    行
奥 大 日 岳(2,605.9m)
<富山県立山町・上市町>  平成30年08月13日~15日



今回は晴れましたし、剱岳をバックに撮れました。






夜明け前から歩きました。


室堂乗越で、ちょっとゆっくりしました。


チングルマの綿毛を気にしながら・・ オヤマリンドウを入れて、
富山平野を撮ったつもりなんですが・・・


お目当ての剱岳が現れました。 対岸の立山高原ホテルと自動車道。


陽が上がりました。 称名へ行くという新潟の谷口氏と一緒です。


奥大日岳山頂方面です。


奥大日岳山頂から剱岳を望む。 大日岳・称名方面に急ぐ谷口氏。


槍ヶ岳を含む北アの雄蜂です。 薬師岳の左に槍ヶ岳がちょっぴり。


立山と地獄谷。 もう一度、剱岳を望む。


やっぱり、槍ヶ岳が気に掛かる! タテヤマリンドウと思っていたが・・・


ヨツバシオガマ 何度も剱岳を眺める。


東芦見尾根と毛勝の山々。 剱岳とチングルマ。


何処からでも剱岳。 ハクサンフウロ


室堂乗越の手前で・・・(帰り道) 雄山・浄土山を眺めながら・・・


富山の柴○さんとお会いした。 綿毛のチングルマ。


キンバイ チングルマ


テン場が近付いたかに見えますが、なかなかです。 浄土川(称名川)を渡ればテン場です。


テントを撤収しながら簡単な食事をしました。 テント撤収完了!


雨が降らない内に室堂に向かいます。 名残惜しいキャンプ地を見下ろしながら・・・


室堂に来ると、外国人を含む登山者・観光客が
いっぱいでした。
室堂発13:00









  =元さんの戯言・呟きから=
8/15 昨夜の雨は、いつしか晴れて満天の星空となった。その余勢をかって、暗い内からのスタートとした。今日こそは剱岳を仰げる。そして、日の出も期待出来るというものであった。だが、先月もそうであったように、上昇気流の関係なのか、お昼近くになると、ガスに覆われてしまい剱岳の雄姿を見る事が出来ない事のほうが多い。

 室堂乗越辺りに来ると、まだ完全に夜は明けていなかったが、堂々とした剱岳が姿を見せた。このお天気に誘われたかのように、どんどん登山者が登ってきた。その中で、大きなリックを担いだ新潟から来たという谷口氏と、奥大日岳まで一緒に歩いた。彼は、称名から八郎坂、そして、旧登山道を伝って歩いてきたという。そして、大日連山を縦走して称名に戻る途中に我々と出会ったようである。ゆっくりとコースタイムで歩くよう心掛けていると言っていた。

 その彼と一時間ばかり奥大日岳で過ごした。そして、称名方面に向かう彼を見送った。その後も、剱岳をイヤというほど眺めていた。剱岳だけではなかった。毛勝の山々や富山湾、薬師岳の左に、笠ヶ岳、や黒部五郎岳、その奥に槍ヶ岳が、何だか、はっきり大きく見えたのはなんでだろう。

 帰りは、チングルマの綿毛と戯れた。少なかったけれど、ハクサンフウロ・ハクサンイチゲ・ヨツバシオガマ・シナノキンバイなどが、目を楽しませてくれた。新室堂乗越で休んでいると、「元さん」 と声を掛けてくださった方があった。「どうして?」 と尋ねると、「帽子に書いてあるじゃない。」 「あっそうか・・」 などとの会話が続いた。柴○さん (とお聞きしたが、柴ちやん・柴やん・柴ちんだったか、失礼をお許しください。) は、日帰りで称名に降られる方だから健脚に違いない。

 あんなにお天気が良かったのに、テン場に戻った頃は、何だか怪しい模様になってきた。時々、ポツリと来たが、撤収作業・食事、そして、室堂に着くまで、雨具を着たり、傘を出したりしなくてすんだ。室堂では、人・人・人でびっくりした。そして、外国人の団体さんもあったようである。立山駅から駐車場に戻る寸前、いや、車に乗り込んでから、大粒の雨になった。それが、41号線を跨いでから、前も見えない雨となった。





 ■■■ コースタイム ■■■
  一日目
 高岡4:30=立山駅(6:00~6:50)=室堂(8:00~25)=雷鳥沢9:10  

 二日目
 雷鳥沢3:45=剱御前小屋(5:45~6:00)=別山(6:35~7:00)=真砂岳7:55=富士ノ折立(9:00~10)=大汝山(9:20~30)=雄山(10:05~40)=一ノ越11:20=浄土山(11:55~12:20)=一ノ越12:50=分岐!2:55=雷鳥沢14:30

 三日目
 雷鳥沢3:55=新室堂乗越(4:45~5:15)=奥大日岳(6:35~7:55)=室堂乗越(9:10~20)=雷鳥沢(10:00~11:40)=室堂(12:45~13:00)=立山駅14:10=高岡16:00

 


 ■■■ 同行者 ■■■
        比佐恵