元   さ   ん   の   山  紀  行
大 倉 山(1,443m)
<富山県上市町・魚津市> 平成21年01月26日







ようやく、大倉山頂上へ・・・・





桑首林道を行く。 いつもと違って、桑首橋を渡る。 途中、杉の植林地に入る。


稜線に出る792mまでの急登場面。 「三角点・伊折」 を通過して・・ いくつものアップダウンをこえて・・


午後0時半を過ぎ、山頂へ・・・ もう少しで、山頂へ・・・


シェルター造りの地固め。 背丈ほど、掘らなくては・・ タープを張って完了!




午後2時50分、名残惜しくも、山頂を去る前の記念写真。


一瞬、陽が差したが・・・ 山頂を去る。




今回のルート。(伊折山経由)






「1/26 コラム(山つれづれ・・・より)」

1/26 前夜からの風雪は、県西部に強かったが、県東部へ入って、意外にも積雪のないのに驚き、集合場所の上市にもそれが及んでいた。「大倉山」を第1候補にあげていたら、強者達は、いろいろなルートを作り上げていた。それをホゴにするわけにいかず、それに皆が続くのであるから凄い。

 伊折山(三等三角点・伊折)を、経由するものであるが、一度通ったような気がしたが、まったく、その周囲の様に記憶はなかった。小さなアップダウンがあるが、緩やかで高度を稼がず、長いルートは、最後に来て一気に登るものであった。

 私は、ラッセルする事も殆どなく、疲れかけたメンバーと、最後尾を歩く事が多いだけ・・・
 「まだ・・」 「お腹が空いた!」 の声は聞かれたが、「止めよう。」 などの言葉は、一度も耳にしなかった。

 展望もないのに、長いルートを只歩くだけ・・ 暖冬と言えども1月の雪である。そんな中での私の欲は、「山頂に拘りたい。」 だった。山頂を踏むのが、せめてものご褒美だからである。それを叶えてくれたのだから、尚更 「凄い!」 の一言に尽きような気がする。

 山頂到着が午後1時一寸前。今日も5時間を超えた歩きであった。食事する時間が、あまりなかったのであるが、好山病にシェルターは欠かせない。堀直しもあって、食事に有り付けたのが、午後1時半過ぎであった。

 1時間余では、持ち寄られた食材が全部使われる事はなかったが、6つのコンロが稼働し、次から次へと、胃袋の中に吸い込まれていった。

 日没を気にしながら、山頂を発ったのが、午後3時一寸前、パウダースノーを蹴散らして、周遊の下山路を降りだしたのであるが、1053mの標高点を越してから、夏道に従うかと思えば、もう一つ東側の尾根を降り、林道交差点(首桑橋付近)に着陸したのである。それから、桑首林道に沿い車に辿り着いたのは、薄暗くなった午後5時半前であった。

 最後の尾根は、以前一度だけ登った事があったが、今回は降り、そして、今回山頂に向かったルートは、降った事があった。しかし、何年か前の事であるし、登りと降りとでは、全く違ったものに思えた。また、日頃から述べているように、一度や二度登った事くらいで、分かったような事は言えないのである。今回のルートと以前使ったルートを対比するために、明晩のHPに載せてみたいと思っている。





 ☆☆☆コースタイム★★★
高岡5:35=上市(6:20~40)=桑首林道入口(7:10~7:40)=林道交差(8:30~40)=取り付き8:55=800m付近9:40=三角点(伊折)付近10:05=伊折山(1,001m)付近10:35=大倉山頂上(12:55~14:50)=1,054m付近15:40=林道交差16:55=林道入口(15:25~45)=高岡17:05 

   ■■■同行者■■■
    北ちゃん・田村氏・長勢君・橋ちゃん・ねぎちゃん・山ノ神