元     さ     ん     の     山     紀     行
大猫山(2,070m) ・ 猫又山(2,378m)
<富山県魚津市・上市町・黒部市(旧宇奈月町)> 平成22年09月19~20日日





9月中旬だけに ススキが似合う。














鹿熊氏と浜田氏にお遇いした記念に・・・





途中、お遇いした魚津の鹿熊氏と浜田氏のいろいろ・・・

1500mピークから一枚岩を降る鹿熊氏。 続いて、浜田氏が・・・ もう一息で山頂です。


大猫山頂で・・・ 剱岳をバックに・・・ 大猫山でお別れでした。





つづく




  元さんの戯言・呟きから

9/19 「山ノ神」を、高岡駅まで送ってから馬場島に向かった。馬場島では車が溢れ、至る所に駐車されていた。ブナクラ取水口でも、かなりの車が押し寄せており、遅い到着の私は、辛うじて車を止める事が出来た。22キロの荷は、快適に過ごしたい理由から、水とアルコール類だけで5キロを占めていた。遅い出発であれど、ゆっくり楽しみながら歩く事に務めた。

 途中、大猫山が初めてだと言われる魚津の鹿熊氏と浜田氏出会、何となくご一緒する事になる。あちら様は、私の事を何となく、何処かで見たような気がすると言われ、こちらもあの方々は、何処かで見たような気がするとなる。

 私の事をPCで見たとなった。私からは、鹿熊氏は俳優の阿部寛、浜田氏は巨人軍の阿部慎之助に似ているのである。お二人も、時々、そのような事を言われるそうでした。そのような事もあり、荷を担いだ割にしては、4時間半で大猫山山頂に達する事が出来た。今の私の状態では、息も上がらずスムーズによく来たものであった。

 コーヒーを飲み記念写真を撮って、お二人と別れ、猫又山に向かった。パラパラと何度となく雨が落ちたが、視界は良く、ずっと剱岳を撮りながら歩いた。時には座って、また寝転んだりしながら・・・

 テン場はなるべく自然を壊さないように努めたが、3~4人用のテントを張るのに、風が伴いちょっと戸惑った。張り終わって担いで来たビールを、グッと飲んだのであるが、実に美味しかった。しかし、黄昏が迫り食事の準備を始めた途端に手が攣り始めた。その手を揉み始めたら、今度は両手とも攣りだし何も出来なくなった。足を動かしたら、そちらも攣りそうになったので、しばらく動かずにいた。(梗塞まで疑ってしまった。)

   もしかしたら、今日は汗を掻いた割には、話し込んだり写真を撮ったりばかりしていて、水分補給を殆どしていなかったから、(一日で、200mlくらいしか飲んでいなかった。)このようになったのではなかろうか思い急いで水を飲んだ。すぐには収まらなかったが、時間が経つに連れ良くなったが、今度は、酒の肴にとハムを食べたが、全然美味しくなく悪くなっているのではないかと思った。(残して家に帰ってから食べたが何ともなかった。)

 そして、主食を忘れて来た事に気が付く。(カップ麺や焼きそば)でも、辛うじて、芝寿司を買ってきていたので何とかなると思った。しかし、あまり食べられず、持って来たビールや清酒も残す羽目となってしまった。カップ麺や焼きそばの為もあって余計に担いで来た水も、正しく水の泡であった。長い長い夜が始まった。





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