元   さ   ん   の  山  紀  行
大 猫 山 (2,070㍍)
<富山県魚津市、上市町>平成18年10月09日






大猫山頂から剱岳を望む



   酒気帯び運転が騒がれてる今日この頃、「泊まれば問題ないのだ!」 と
 「月見の会」 を提案していたが、なかなか纏まらず断ち切れになりそうであったが、
 若い衆(橋本・長勢君)の計らいで、少人数でもやることになった。

 そして、まきちゃんの師匠松田氏が率いる大沢野軍団と、お互い大猫山・赤谷山を
 登った後、馬場島の宴会に合流するものであった。

 人数が少なくても主力隊である我々は、下山後、風呂・設営・食事の下ごしらえ等
 の関係上、午後3時までには、下山しなければならないという段取りであった。


大猫平を行く 唐松岳・五龍岳が浮かび上がって来る 剱岳がでっかく見える



大猫平の真ん中で 大猫山頂方面の紅葉を眺めながら・・ 絵になる池(大きな地塘?)


   長勢・橋本君という健脚に、「山ノ神」は、どう付いて行けばいいのか
  躊躇っていたが、両君に少し控えめにを提案し、「山ノ神」には、
  ストック1本、後は、私が荷を全部担ぐというものであった。


大猫平を見下ろす 猫又山が浮かび上がって来る 剱岳をバックに・・



   ブナクラ周辺の山には届かないと思っていた「山ノ神」であったが、無雪期と
 言えども、いつしか猫又山・赤谷山そして大猫山の頂に立っているのである。

 しかし、大猫山からの絶景は、まだ目にした事がなく、そういう意味では、
 またとない絶好の山行日和であった。


でっかい剱岳と対峙しながら・・ 2070mの山頂に・・・ 山頂から猫又山方面に延びる登山道




快適な稜線上の登山道 出来たての登山道の確認に・・ 猫又山・釜谷山をバックに




大猫山頂から、20分ほど猫又山寄りの雲上地点で、
ランチタイムとするが、あまりの好天に思わず横になる姿も・・

 あまり時間がないし、下に降りてから飲むのだから、「山頂でのビールは1本だけ!」
 の若い衆の考えと、「山ノ神」の思いとはかけ離れていた。

 展望の利いたこの素晴らしい頂で、「何で飲まないの?」 「飲んでも泊まるのでは
 ないか・・・」 であった。

 皆荷を軽くする事を考えているのに、空身のあんたが・・・・であったが、
 あんたとしては、  山頂まで3時間10~20分程で、登れたのであるから、
 ご褒美として許してあげます。


大猫平も萌えていた 何度も振り返る程の素晴らしさが・・ 名残惜しく剱岳を眺める



午後からの剱岳は、益々良くなって映った

   宴会参加者は9名・テントは大小4張。夕暮れから、夜半まで、飲んで飲んで、
   食べて食べて 「月見の会」 である事を忘れてしまうくらいであった。

   住むところ、職業が違っても、また年の差があっても、「山の話」となれば、
   それを通り越してしまう。3名は初対面の人(山ちゃん・横ちゃん・八ちゃん)であるが、
   何十年来の友のように話が弾んだ。


下山後、馬場島キャンプサイトで、赤谷山から戻った
大沢野軍団(まきちゃんを含む)と大宴会となる。




    ☆☆☆同行者☆☆☆
      橋本君・長勢君・「山ノ神」
      大宴会では、リーダー松田氏率いる大沢野軍団5名と、大いに盛り上がる