元   さ   ん   の  山  紀  行
大 猫 山 (2,070m)
<富山県魚津市、上市町>平成25年10月08日







伊折橋から剱岳を仰ぐ。








大猫山々頂方面を望む。



大猫平周辺から剱岳を望む。



大猫平から剱岳を望む。



大猫平の神秘な池。



山頂から、釜谷山(左)と猫又山(右)を望む。



北方稜線を眺めながら紅葉に目を奪われた。



ズームアップして、五龍岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)



大猫平を見下ろす。








  元さんの戯言・呟きから

10/8 前日の予報が曇りがちだったし、携帯も壊したし、どうしても、大猫山・猫又山に行きたいと言い切れなかった。でも、起きてみると、予報も変わったし、空が青かった。それでも、「行く。」 と言えなかった。

 でも、念には念を入れ、家を出たのは午前6時40分頃であった。携帯が壊れた事もあり、誰を誘う事も出来ず、また、単独行となると、スーパーかコンビニに寄っていかなければならない。

 それでも、8号線を走るに付け、目指す山並みよりも、奇怪な雲が主役になり、車中から何回もシャッターを切った。それは、伊折橋上でも、馬場島に近付いても、車から降りて繰り返された。

 様変わりしているブナクラ取水口を出発したのが、午前9時頃であったが、「大猫山は急登だから、猫又山に行く。」という男性と別れた。その男性は、ブナクラ周辺が初めてと言っていたが、本当に大丈夫だったのだろうか心配してしまった。でも、「謙遜も自慢の内・・」というのもあるから、何とも言えないのであるが・・・

 8月にはなかった索道があった。しかも、1,030~40mくらいまで、おおよそ登山道に沿っているのだから、危ないのではないかと思わずにはいられなかった。歩いて30~40分ほどで、下山してくる「ねぎちゃん」に声を掛けられ、「上はいいよ!」と励ましてくれた。

 4パーティ6人の方々と擦れ違ったが、山頂に辿り着いた時は一人であった。最も、今日は、荷を軽くして、なるべく早く歩く事に重点を置いていたから、寂しい事もなかった。それよりも予想以上の紅葉に、随分得したように思えるのであるから不思議なものである。

 家を出た時から、猫又山を諦めていたが、見る見る内にガスに覆われる剱岳の山容に納得する事となった。それでも、240枚もシャッターを切り、荷はいつもより軽いとは言え、3時間余で山頂に達する事が出来たのであるから、満足感に浸る事が出来たような気がする。




   □□□□ コースタイム □□□□
    

   ■■■■ 単独行 ■■■■
 ゲート8:35=ブナクラ取水口9:05=1500m(10:20~25)=大猫平11:30=大猫山頂上(12:15~50)=大猫平13:35=1500m(14:15~25)=ブナクラ取水口15:20=ゲート15:45