元   さ   ん   の  山  紀  行
大 猫 山 (2,070m)
<富山県魚津市、上市町>平成29年09月25日








38回目の大猫山でしたが、山頂では剱岳が望めませんでした。、







砂防工事のため、登山口30分手前にゲート
があります。この先、何年続くか分かりません。
剱岳が望めますが、この時間スタートだと、
山頂から望めるかは怪しいです。


白萩川に架かる橋。 ブナクラ谷に架かる鉄板を敷いた橋。


ブナクラ取水口周辺は変貌しました。 大猫山登山口です。


こんな急登もあります。 大きなリンドウが咲いていました。


時々お目に掛かるT氏をパチリ。 1,400mピークから、剱岳を望む。


1,500のピークで一息つく。 1,500mピークから、剱岳を望む。


1,750m付近の岩や根っこ、ロープのある所。 至る所で、笹が登山道に蔓延っていた。


大猫平でも紅葉が始まっていた。


大猫平を見下ろす。 山頂に向かう途中、下山して来る宮ちゃんパーティ
ーと遭遇。今春、大地・初雪山でお世話になりました。


ようやく、山頂に辿り着きました。 ガスの切れ間に、猫又山方面の稜線を伺う。


やっぱり、山頂から剱岳は望めませんでした。 かなり色付いて来ていました。




大猫平へ降る途中、ダケカンバが、なかなかいい感じだったのですが・・・


大猫平に戻って・・・ 最後は、陽が落ちそうになりました。








  元さんの戯言・呟きから

9/25 突如、「山ノ神」が、「あんただけ行って来られ・・」 と言ってくれたので、ちょっと遅いかなと思ったのであるが、大猫山に行く事にした。中山の登山口で北ちゃんの車を見付けたのが午前9時半。 (後から分かったのですが、クズバ山に行っていたらしい。)

 白萩ゲートを9:30、ブナクラ取水口10:00スタートである。剱岳が見えたのは、1,500m辺りまで。後はガスに見舞われた。ササが登山道に覆い被さっている所が多く、半袖スタイルの私には、結構歩き辛かった。13:30位まで山頂に辿り着けば、現在の年齢や体力からして、まずまずだと思っていたが、なかなかきつかった。

 その間、時々お会いするT氏や、福井の宮ちゃんパーティーの下りと遭遇した。山友達と久し振りに会える事は、歩く事にかなりの発奮材料になるのであるが、最後はバテバテであった。山頂に着いたら、ラーメンかコーヒーかなどと、奮い立たせていたのであるが、肝心のガスを忘れて来たようで、いっぺんに力が抜けてしまった。

 クラス会の前日に準備したし、車の中にもカートリッジがあったのであるが、再確認を怠ったのが、致命傷となったかのようである。幸い、コンビニで、少々の食材を購入していたから、飢えは凌げたのであるが大失敗であった。

 「お腹が空いた。」 「剱岳を拝めない。」 などと、38回目の大猫山は、満足のいくものではなかった。しかし、「よくぞ来た。」 という満足感や達成感がある。元々、日帰りでは、上昇気流の関係から、10時や11時頃から、そのような事になるという事は織り込みなのである。

 疲れ果ててしまった身体は足にも及び、根っ子に引っ掛かったり、ズルッという事がしばしばで、イヤになってしまった。それは、ソールの擦り減りにも影響したかもしれない。終いには、もうこのような山には来ないとまで思ってしまい日没との競争となったのである。

 




   □□□□ コースタイム □□□□
  高岡7:45=白萩川ゲート(9:30~35)=登山口10:05=1500mP(11:30~35)=大猫平12:45=大猫山頂上(13:35~14:05)=大猫平14:45=登山口17:20=ゲート17:45   

   ■■■■ 単独行 ■■■■