元   さ   ん   の   山  紀  行
大 地 山 (1,167㍍)
<富山県  朝日町 > 平成18年01月30日




 1月の大地行きに拘っていたのが、幸運にもその日が訪れた。昨年末からの大雪で、「今年もダメかな。」と、かなり諦めていたのであるが、中旬からの降雪も小康状態となり、月末になって決断する事が出来た。
 通常なら、かなり脚力のあるメンバーを揃えなければ、それも適わないと思っていたのであるが、その「1月の大地」に共鳴して、10名が集まった。


未だ薄暗い朝日小川ダム ダムを渡って、(右岸で)
スノーシュー・カンジキを装着
相ノ又トンネルを出て再び準備 トンネルを出てすぐ急斜面に取付く

我慢の杉林歩行 杉林を抜ければ、すぐ視界は開ける 若い女性達は強い! 10名の行軍である


ゆっくり楽しみながら歩かなければ・・ もうチョットで休憩です ファージーな所は地図で確認! 一息入れる女性軍!

早く行って、写真を撮らなければ・・ 「早くおいでよ!」とでも言いたそうな! 予報に反して、一時青空が現れた この場所が大地へのハイライト

もうチョットで、大地山頂です 一月の初雪山を眺めて 力を合わせて、「山頂レストラン」つくり 寒いが楽しい山頂の宴

山頂のど真ん中に、「レストラン大地」建設する 華やかに、宴は最高潮!


山頂を去るパホーマンスⅠ 山頂を去るパホーマンスⅡ 山頂を去るパホーマンスⅢ 思い思いに山頂を降るⅠ

思い思いに山頂を降るⅡ 思い思いに山頂を降るⅢ 大地に別れを惜しむⅠ 大地に別れを惜しむⅡ




「1/30 コラム(山つれづれ・・・より)」

 今日の大地行きに参加出来ない「山ノ神」の怨念(雨降れコール)が天に通じたのか、私が自宅を発つ前から霧雨のような感じで降り始めていた。その雨は、集合場所まで降り続き、途中では「こりゃどうなるのだろうか!」と思う降り方の時もあったのであるが、ゲストの「シュンちゃん」「ゆかりさん」、そして特別ゲストの「キヨミちゃん」を含めた10名全員がまだ暗い中顔を揃えた。始めから雨具を纏ったものの、そのパワフルなメンバーの熱気は、「雨降れコール」まで、吹き飛ばしてしまったようであった。

 相ノ又トンネル上から、すぐ621mを目指す「長勢ルート」は、急登を凌がなければいけないが、若い衆に引っ張られて、この時期としては、4時間を切るという「立派な戦績?」をあげる事になった。気温が高く、腐った雪に足を取られる事もあったが、深く沈む事がなく、予報を考えれば、それをはるかに上回る展望に、メンバー全員が歓声をあげてくれていた。

 私がずっと温めていた「一月の大地」は、ラッキーな気象条件と、凄いメンバーによって成し遂げられ、「山ノ神」にどれだけ妬まれても、心の中ではニタリである。 気温が高くても、大地山頂の風の強さはいつも通りで、高く積み上げた雪ブロックの間隙を縫って、我々の身体を冷えさせるものであった。しかし、我々の熱気は、それを上回り、設営から後片付けを入れれば、4時間近くも山頂に陣取ったのである。

 予想を下回る初雪山の積雪は、チョッピリ白さに欠けたような気もしたが、今後の降雪次第では、きっとなお素晴らしい姿を、「初雪山ファン」に見せてくれるに違いない。また行きたい。何度も通いたい。




 ■■■同行者■■■
        「北ちゃん」・橋本君・長勢君・eiko女史・ねぎちゃん・まきちゃん
        ゲスト 「シュンちゃん」・ゆかりさん・キヨミさん