元   さ   ん   の   山  紀  行
大 地 山 (1,167m)
<富山県 朝日町 > 平成19年03月19日




今年3回目の大地山頂。




出遅れた夢創塾は、うっすらと雪。 1時間半後は、638mで休憩。 それより40分後は、鍋倉山に・・・


負釣山の後方に毛勝の山々 初雪山への稜線も・・・ 二重山稜の地形をふまえて・・ 新雪を快適に踏み締めて・・


11:02 842m付近を行く。 11:11 870m付近を行く。 11:51 980m付近 11:55 大地山頂を伺う。


12:12 1090m付近を行く。 12:18 1104m付近を行く。 12:22 1118m付近を行く。


N君を無理矢理捕まえて・・ 大地より初雪山を望むⅠ。 大地より初雪山を望むⅡ。






「3/19 コラム(山つれづれ・・・より)」

3/19 午後から雪の予報と、「山ノ神」の 「また行くの?」 が、脳裏から離れず、午前3時40分のアラームを無視してしまった。再び目を覚ましたのが、午前5時。「やっぱり行かなくては・・・」 フロントガラスに、雪が凍って付着。そして、魚津を通過する頃から、小雪が舞いだした。「まずいかも・・」 の雰囲気が漂い、「途中撤退」 までの言及には些か参った。当初は、初雪山までの計画だったのに・・

 夢創塾周辺は、積雪が少ないものの真っ白。今年の夢創塾からの大地は、過去2回とも638mからの雪。しかも、鍋倉山までの途中の雪が消えているものであった。今回はその点、直近2日間の降雪であろうか、495mから、スノーシューを付けても大丈夫であった。この重い雪に苦労していた地元のN君を、鍋倉山手前の尾根で、我々は捉えた。
 休日が同じだからか、20歳近く歳の差があるN君とは、この山域でよく出会う。奇人・変人のように思われているようであるが、今日初めて山頂でお話する機会があった。いや、風が吹く、そして寒い大地山頂で、無理矢理に引き留めたのである。彼は純情そのものであって、どちらかと言うと、変人・奇人は、私の方ではないかと思ってしまった。

 今回を含め、今月上旬と2回のキャンプを計画しながら、大地・初雪山を目指していたものとしては、必ずしも当たらなかった予報に、些か不満をもっている。しかし、これも自分自身の見極めが悪かった所為に他ならない。この山域での今年のキャンプ計画は終わったが、もう一度だけ頂きに立つ機会を設けたいと思っている。それには、天候と「山ノ神」の理解が必要である。




 ■■■ コースタイム ■■■
 夢創塾(8:15)=赤松9:05=638mP(9:45~50)=鍋倉山(9:30~35)=大地山頂上(12:30~14:05)=鍋倉山15:05=夢創塾16:10~16:05)=高岡

 ■■■ 同行者 ■■■
            比佐恵