元   さ   ん   の   山  紀  行
大 地 山 (1,167㍍)
<富山県 朝日町 > 平成26年04月07日




鍋倉三角点からの往復は単独行となった。それでも、大好きな大地からの
初雪山を眺められて頗る満足であった。 (ザックにカメラを乗せてセルフタイマー)





夢創塾からの急登を行く。 前日は、降雪があったようだが・・・ 標高500mの赤松周辺で・・


ブナ林がいい 638m標高点辺りの雪の状態は
こんなものだっった。下山時は、もっと減っていた。


バテバテの「山ノ神」であったが・・ 鍋倉三角点まで頑張ってもらう。 「山ノ神」鍋倉三角点でリタイヤ!


大地への大好きな稜線。 すれ違ったMT氏に、シャッターを切ってもらう。


大地山頂から初雪山を望む。


大地山頂付近から黒部平野を見下ろす。 大地山頂に至る稜線を逆に見下ろす。


鍋倉三角点で、コーヒーを飲みながら初雪山を眺める。


下山前、鍋倉三角点で・・・ (午後2時20分頃)






  元さんの戯言・呟きから

4/7 夢創塾付近でも、うっすらと雪が積もっていた。標高500m付近でもスノーシューを着ける程の雪でなかったが、ブナ林に入ったら、そのスノーシューが重くなり、無理矢理装着とした。それでも、638mの標高点からは、べったり(この時期としては・・)の雪であった。

しかし、「山ノ神」は、全くの不調、「止める、止めない。」 で言い争いになりかけてしまったが、何とか鍋倉三角点まで頑張ってもらった。既に正午6~7分前であった。3/4は、「止めると悔しいから・・」 と山頂直下まで、3/16~17は、辿ったルートは違ったが、重荷を担いで頑張ったのにと思ったが仕方がなかった。

 鍋倉三角点なら、周囲の山を眺める事が出来るし、シャベルと炊事用具を置いて、遅くとも午後2時半までに戻ると約束して、またまたお互い単独行の様相となる。新雪は、トレースの上に5~10cm。朝日小川ダムからの合流点を過ぎると、吹き曝しの所のトレースは消えていった。そして、脹ら脛まで沈む事もあった。

 稜線に出ると、我が道を行くような気持ちの良い歩きとなったが、重荷を担いだ男性が降りて来た。大地山頂付近で、キャンプをしていたという飛騨のM・Tさんであった。「いいところですね!」 の挨拶に、「昨日は大変だったでしょう。」 と言葉を交わして別れた。

 4月の初雪山(大地からの)は、うっすらと化粧を施して、私を迎えてくれたように思えた。今まで、髭がいっぱいある(雪が少なくなって、樹木が向きだしになる)初雪山は見たくないと思っていたので、1~3月に限定して出掛けていたが、今回はタイミングが良かったのか、想像以上に素晴らしい初雪山を眺める事が出来、短い滞在時間であっても、頗る満足のいく山行となった。

 荷を少し軽くしたとはいえ、鍋倉三角点から山頂間を100分(65分・35分)で行けたのであるから、「まだまだ・・歩けるんだ!」 と自分を妙に納得させていた。 (そりゃ!若いもんにゃ、叶わないが・・当たり前だ!) 山頂滞在時間は、10~15分程度だったから、午後2時前に、かなり余裕をもって三角点に戻れたので、ゆっくりと食事をする事が出来た。そして、予定下山時刻を大幅に縮めた事もあり、高速を使わないで帰宅する事が出来ブラボーであった。





 ■■■ コースタイム ■■■
 高岡7:45=小杉IC8:10=黒部IC8:40=夢創塾(9:05~25)=500赤松(10:20~25)=638m標高点11:00=鍋倉三角点(11:50~55)=大地頂上(13:00~15)=鍋倉三角点(13:50~14:20)=638m標高点14:45=夢創塾(15:40~50)=高岡17:40

 ■■■ 同行者 ■■■
     「山ノ神」