元   さ   ん   の   山  紀  行
大 地 山 (1,167㍍)
<富山県 朝日町 > 平成29年02月27日





今回は、河原氏の提案で、違ったルートを辿り赤松まで・・





朝日小川第2発電所から・・ 火の用心 No.10から・・


新ルート。取り付きから急登。先が思いやられる感じ!


刈り払われた所もあったが・・・


小枝が煩くなって来る。 ようやく赤松付近で、無創塾ルートと合流。


標高点638mをめざして・・・


638m標高点から、一度降って、登り返した所のブナ林の感じは良い。

鍋倉山(鍋倉三角点)を目指して・・・・

登りはじめの展望はよく、今日はバッチリと思い込んでいたが・・・


無創塾との分岐(合流点)から、通称・鍋平までの歩き。






標高1,000m辺りから、大地山頂まで・・・・










何にも見えない大地山頂で・・・ それでも、大きな穴を掘った!



下山は快適な程に・・・






  元さんの戯言・呟きから

2/27 やっと大地に行けた。夢創塾手前の発電所に午前6時集合、久しぶりに朝早く出掛けた。そして、河原氏の提案で夢創塾手前(10分程手前 火の用心No.10から)の尾根に取り付いた。点検道or作業道なのだろうか、結構枝打ちがなされていた。杉林を抜けると急登となり、小枝が邪魔するようになった。それは、赤松の手前で、夢創塾からの登山道に合流するものであった。

 赤松手前の400m位でスノーシューを装着したが、638mピークから雪が締まり、ようやく快適な歩きが出来るようになった。急斜面では、ズルっとなる事もあったが、締まった雪に、新たな雪が10cm位積もった状態で気分の良い歩きが出来た。

 晴れが約束されていたような予報であったのに、鍋平(標高1,000m弱)付近から、みるみるうちにガスに覆われ、展望どころか視界が悪くなってしまった。小さな雪庇が現れた頃から、「山ノ神」が、山頂に行かず その場所で待機すると言い出し困った。体力の限界と思ったのか、展望のない山頂と思ったのか分からないが、私達は、そこに置いて行くわけにはいかず、なだめすかして山頂まで誘導する事になった。

 全く展望がなく、唯、寒いだけの山頂であったが、発電所から4時間半弱で辿り着いたので、休むには充分過ぎるくらいの時間があり、穴を掘る事にした。山頂の樹木が数多く見れるのであるから、今年も雪量が少ないのであるが、でも、深く穴を掘る事が出来た。幸いにも風があまりなかったので、タープを張るのを省いたが、じっとしていると、その寒さ・冷たさが、ジワジワ伝わってきた。

 予定よりも早く下山に掛かったが、予想通り638mピークから夢想塾までは時間が掛かってしまい当初の予定通りの時間(午後3時半)になってしまった。それでも、「山ノ神」の執念なのか、フキノトウを少しばかり採っていたようであった。今回は、予想を裏切るお天気になってしまったが、それでも、新雪の上を歩けたし、きれいな樹氷が見られたし、私にとっては、ステキな山行となった。





 ■■■ コースタイム ■■■
  朝日小川第2発電所6:25=新しい尾根取り付き6:45=赤松(8:30~35)=638m(8:30~35)=鍋倉三角点9:15=大地山頂上(10:50~12:35)=鍋倉三角点13:25=638m(13:50~55)=赤松(14:15~20)=無創塾15:00=朝日小川第2発電所15:20

 ■■■ 同行者 ■■■
            河原氏 ・「山ノ神」