元   さ   ん   の   山  紀  行
大 地 山 (1,167㍍)
<富山県 朝日町 > 平成31年02月17日~18日





今回は、諸事情で初雪山へは行かず、大地山でゆっくりを決め込んだ。


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夜が明けて来た。 しかし、テン場は、まだ薄暗い。


「居酒屋おおち」に、諸装備を詰め込んでいた。 だんだん明るくなっていく。


この光景を見たいから、山頂にテントを張るのだ。 コーヒーを飲みながら、初雪山を眺める。


泊まった時しか見られない光景!


何度見ても、どれだけ見ていても飽きない光景。


ちょっと気取ってみました。


今年の雪庇は、少し小さいような気がします。


テントの撤収作業を終えて・・・


皆、初雪山が大好き! 来月、又来るから・・・








名残惜し見ながら・・・ 何度も振り返って・・・




通称・鍋平を行く。 750m付近で休憩。


相ノ又トンネルに着いたら?・・・・ 朝日小川ダムに戻って来ました。




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  元さんの戯言・呟きから

2/18 一晩中、外張りが強風に煽られバタバタしていた事が気になって私は全然眠られなかった。(たくさん飲んだ筈なのに・・) そんな事もあって、早めに「居酒屋おおち」 に入り、お湯を沸かして夜明けを待った。室内?は、真っ白。降らなかったが、風がいたずらしたらしい。敷物もコンロもガスもである。おまけに凍っていた。

 初雪山の夜明け模様を刻々と眺められた。朝からピーカンとはいかなく、どちらかというと雲が多かった。だから、陽が昇り始めても、朝焼けという感じであった。でも、それは大きく広がってはいなかった。コーヒーを飲みながら、タープの間から眺めたり、外に出てだんだんと明るくなっていく様を楽しんだ。

 私は暗闇の中を起き出したが、皆はシュラフの中が温かく気持ちが良いのか、なかなか起きて来なかった。時間制限があり、また、深雪で、初雪山へはかなりのラッセルを強いられる確実で断念。この大地山頂でゆっくり過ごすという申し合わせもあり、何も急ぐ事など無い。午前11時出発だけが約束されていた。

 初雪山が好きな事はその通りであるが、雪庇の発達は小さく感じた。栂海の犬ヶ岳は三角にキラリと光る感じ。朝日岳から白馬岳までは、山容の雄大さに優しくさえ思える。相又谷と白金ノ頭は、何だか称名の形と似通って見える。(そんな事はないか・・) 今日は、剱岳がはっきりと見える。毛勝の山々から、駒ヶ岳や僧ヶ岳も・・・。

 各自、何度も何度もシャッターを切っていた。そして、パホーマンスを考え、スターになったつもりで、シャッターを切ってもらっていた。撤収作業もある事から、あっという間に時間は過ぎていった。でも、お天気は益々良くなっていったから、もう少し留まりたい気持ちが起こるが仕方がない。あちこち向いて記念写真(記録写真)を撮った。

 下山時は、雪が緩んだ事もあり危険は回避出来るが、今度は、思わぬ所で嵌ったりするので注意が必要だった。621mからは、前日と違ったルートで降りたが、昨年不覚を取っただけに、気を引き締めて臨んだ。気温が上がり、高度も下がる事から、暑くて上着を脱いだ。発電所前の林道歩きになってから、どっと疲れが出てしまった。

 


 ■■■ コースタイム ■■■
  一日目
  朝日小川ダム7:10=621P(10:15~30)=750m(11:20~40)=夢創塾ルート合流12:00=920m付近・シュンちゃんと別れる(13:10~14:00)=大地山頂上15:50

  二日目
  大地山頂上11:05=合流地点12:30=750m(12:40~13:05)=621P13:25=くろべ平14:10=相ノ又トンネル14:35=朝日小川ダム15:00


 ■■■ 同行者 ■■■
        周さん・ガリ君・「山ノ神」   途中(920m辺り)まで   シュンちゃん(日帰り)