元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 令和02年07月13日






今日も、剱岳に会えて(見れて)良かった。







鳥越峠・北尾根から・・ 雰囲気は良い。


今日は結構頑張っているようだ・・・ 山頂で若松女史御一行とお会いした。




予想もしなかった剱岳が望めた。




薬師岳方面も・・・


雨が降るかもしれないが、この展望は捨て難く長居してしまった。




弥陀ヶ原方面も・・・




ガスで隠れたり、また現れたり、正に剱岳劇場だった。













  元さんの戯言・呟きから

7/13 こんなお天気が続くと行く山の選択に迷う。「そんなら、行かなければ・・」 の声が聞こえて来そうだが、「休日は山に・・」 のライフスタイルを崩すわけにはいかない。山に行かなくなったら、半分終わったになってしまうから (本当は死んだようなもの)、何がなんでもなんである。

 そんな事があって出遅れてしまい鳥越峠に着いたのが午前9時を回っていた。午後から雨の予報だが、山はもっと早く崩れるかもしれないので、大辻山・高峰山・尖山を考えていたが、「山ノ神」に、北尾根からの大辻山に、どれだけだったら登れるかと問うたら、2時間半だと言った。

 時計は9時15分、雨に遭いたくなかったら、ビールを飲みたいなら、それ以上遅くなってはダメだと優しく煽った。それは、「この調子なら2時間で行ける。」 「今日は意外と速いね!」 など、いつもと違った手を使った。 (やっぱり、おだてだね!)

 それが本当に着いた。到達したのである。1~2分オーバーしたかもしれないが、「山ノ神」にしてみれば、久しぶりの快挙?である。2時間というのは標準タイム、速い人なら1時間で登ってしまうかもしれないが、そうなってしまったのだから仕方がない。

 疲れたから写真を撮る。疲れたからお花を探す。また、30分毎の休憩も良いではないか! 他人様がどう思われようと自分の思い(考え)がブレなければそれでいい。それでなくとも、長くやっておれば、年齢や回数など、他人様より上回る事だってあるのだから・・・

 それはそうと山頂に着いたら、予想外の展開が待っていてくれた。ガスで何にも見えなと思っていたのに、雲上にお山のてっぺんが軒を連ねているのである。他の山は見えても剣岳だけは見えないというのはよくあるパターンなのに、その方も見えたのである。時折、恥ずかしいのかお隠れになってしまう事もあったのですが、またまた大サービスがありました。

 山頂には女性だけの3人パーティーがおられた。何年も前に、一度だけお会いした事のある若松女史であった。よく覚えていてくださったものである。(他は娘さんと山仲間)お昼から雨になるからと、先に下山していかれたのであるが、私達は、次から次へと変わる剣岳劇場が終わるまで去れなかった。

 そんな欲張りは、後々響く事になり、下山途中の午後1時頃から雨に見舞われてしまった。でも、今日の雨は、それほど強くなく、心地よいとは言えないまでも、雨を予想していたのに、剣岳を始めとする山々に対峙出来た興奮が、傘など差しておれるかとなったように思う。



 ■■■ コースタイム ■■■
        鳥越峠9:15=大辻山頂上(11:15~12:30)=鳥越峠14:00    

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵