元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成19年09月10日







鳥越峠で通行止め。
千石・上市方面には行けない。
高峰山の西側に沿うような林道は、
土砂で埋まっていた。
その林道は、「通り抜け出来ません。」
の看板が立っていた。


~~ 小雨の中、大辻山・北尾根を行く。 ~~


~~ 大辻山々頂にて・・・ ~~


~~ 何故か大辻山々頂には、二つの三角点がある。 ~~




 

山頂直下から高峰山方面を望む。

~~ 下山路も北尾根を辿る。 ~~





富山湾方面を望む。




   山つれづれ・・・ から

9/10 内戦の終結をみても、後遺症からか、口数は未だ少ない。空を見ながらも候補はあがらない。ようやく、大辻山と決まって、家を出たのが、午前11時頃であった。雨の大辻山へは、何時しか鳥越峠からが、我が家の定番となっている。

 シトシトかと思っていると、時折、ザーッと降ったのであるが、僅かな山頂滞在時間であったけれど、その時だけは、雨が止んでいた。展望がない山頂であったが、何故か、ホットした一時であった事は間違いない。「今日は、ビールなしだよ!」 「分かった。」 と言っていたハズなのに 「プシューッ」 という音を聞いて、私は呆れた。
 「山にはなくてはならぬもの・・」 私にまでどうかと言って、差し向けるが、イヤな顔をしないわけにはいかなかった。流石に2本までは飲まなかったようだが、怒っても仕方がないと諦めた。

 雨の中は、殆ど喋らなかったが、時折顔を出す山並みへの歓声には、相槌を打たないわけにはいかなかった。そんな中、軸の上に赤く熟したヤマボウシの実が、何故か、カニの目玉のように感じて、自分だけが、小さな秋を見付けたように心を和ませてくれた。

 少し遅い時間(午後4時45分)であったが、ちょっとの期待を込めて高峰山に向かった。危ない物を持たせないためにも、荷は私だけにして、先を急いだ。墨絵のような山並みが見えだしても、大日岳や剱岳の裾野をも確認出来なく残念であった。
 しかし、富山平野方面は明るく、その期待を持たせたのであるが、夕闇が迫り、靄が立ち込めて来たので、半ば諦め、急いで鳥越峠に向かったが、突如とした光景に、二人とも、「わーっ」 と声を上げてしまった。





 ■■■ コースタイム ■■■
  鳥越峠12:45=大辻山頂上(14:20~15:15)=鳥越峠16:40      

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵