元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成25年12月09日




絶好の登山日和となった。






登山口まで乗り入れ出来た。 ⑨番から・・・ 奥長尾山で休憩。


⑤番に至る所。 ⑥番のブナ林を行く。 ⑨番への急登箇所。


⑨番の分岐の標識。 足が上がらないのか・・・ 山頂からの絶景が待っていた。


山頂で、絶景を楽しみながら、暫しの休憩。



コーヒータイム



ザックの上にカメラを置いたら、剱岳が隠れちゃった!


山頂からの、いつもの光景!







  元さんの戯言・呟きから

12/9 しばらく走ってから、スノーシュー・カンジキの類を忘れた事に気付いた。取りに戻ろうかと思ったけれど、時間のない中、その大きなロスを嫌い、近くの登れる山に行けばよいと心を宥めた。しかし、尖山や来拝山を通り過ぎ、大辻林道の長尾峠まで車を乗り入れる事が出来、「林道歩きもあるかな!」 の分を相殺出来たと思った。

 登山道に入れば、前日のものであろうか、完璧なるトレースが私達を導いてくれ、壺足でも充分であった。ゆっくり歩いても、1時間半強というタイムであったから・・・ 真っ青な空に、北ア北部の山並みが際立って見えた。時間が経過する毎に、それが冴えていくような気もした。

 スノーシューやカンジキを忘れても、シャベルは持参していた。簡単なテーブル・ベンチを作って、いつもと代わり映えのない食事をし、コーヒー類を楽しんだ。凜と聳える山々を、飽きもせずじっと眺めていた。

 時折、樹木に付いた雪を強風がまき散らし、吹雪のような感じになったが、それでも、寒さ・冷たさを堪えて座っていた。富山の山好き達は、必ずと言っていいほど、真っ先に剱岳を探す。それ程中心的な山だけに、他の山々が見えなくとも、剱岳が見えれば満足するのである。

 しかし、実際は、他の山々が見えても剱岳が見えない事の方が多く、がっかりするのであるが、今日のように、大日岳が主役のような配置であっても、大御所のような剱岳が見えればいいのである。

 アイゼンが欲しいくらいのカチカチであった登山道の雪も、下山時の下部は、やはりぬかるんでいた。そんな中、登山道から外れたところに、またまた「山ノ神」が、ナメコを見付けたのである。立ち枯れた1本だったけれど、たくさんのナメコが採れた。

 特に雪を払い除けた根元周辺には、きれいな大物がたくさん成っており大収穫となった。でも、取りに行かされたのは私であり、またまた、毎食ナメコでは、飽きてしまうのが目に見えている。



 ■■■ コースタイム ■■■
    

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵