元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成26年01月03日




快適に歩け、山頂の大展望を得る事が出来た。






このトレースを見て、
大辻山へは楽勝と思った。
しかし、スキーヤー達に
すぐに追い着いてしまった。
中村さん御一行は5名。


先に行ってもらったが、また、
すぐに追い着いてしまった。
追い抜いた後は、自前でラッセル。 城前峠で一服。先トレースがない。


先人のスキートレースが1本だけ。
それだけでも、ラッセルするには助かる。
ライオンズの森で、
中村さん御一行が追い付いて来られた。


ショートカットされたスキーグループと別れ、林道を
選んだが、膝に達する雪量に結構疲れてしまった。
長尾峠到着は、ショートカットしたスキーヤーに遅れをとっ
てしまったが、あえてトレースのない長尾山経由とした。


長尾峠から長尾山へ。
途中、大辻山がでっかく見える。
北方稜線の白き山々もきれい。


長尾山から一気に降る。登り返したら、スキーヤ
ー達が奥長尾山に届かんとしているのが見えた。
③の奥長尾山に到着。スキーヤー達は、
もういなかったが、ゆっくり休憩とした。


⑥から、スキーヤー達を追い越して先に出る。 主稜線から高峰山・鍋冠山方面を眺める。


スキーヤー達と、ほぼ同時に、大辻山頂上に達する事が出来た。


大辻山頂からの展望。今回はより一層ステキであった。



あまり話したくなく影で演出!



風もなく見応えのある風景。



スキーの中村さん御一行



国少の家→大辻山頂上 約5時間半。 大辻山頂上→国少の家 約2時間半







  元さんの戯言・呟きから

1/3 国少の家の駐車場で、「元さん、ですか?」 と声を掛けられた。「10年程前、早乙女岳でご馳走になりました。」 と言ってくれたのは、富山の中村さんであった。そのパーティーは、(スキー3人・ボード1人(スノーシュー)・カンジキ1人) 若く(推定30~40代)、先行して行かれたので、これなら、大辻山はゲット出来ると思った。

 ところが、すぐに彼らに追い着いた。「お先に・・」 と言うのであるから参った! その先には、スキートレースが1本あったが、膝下まで沈む。でも、「ライオンズの森」まで頑張り通した。そこからは、彼らに先行してもらったが、スキートレース通りに林道をカットしていった。我々は、遠回りの林道を選んだが、長いし膝まで達する雪量に閉口した。

 でも、2時間半ほどで、長尾峠に辿り着く事が出来たのである。先に着いた彼らは、通常登山口の⑨番に向かっていたようだった。我々は、トレースのない長尾山経由を選択したが、意外と時間を要してしまい、長尾山頂から降り始めた頃、彼らは奥長尾山に達しようかとしている頃であった。

 その彼らに、再び追い着いたのは、④番辺りであった。⑥番から⑧番まで、私達が先行したが、主稜線に出た頃は、ヨレヨレになりかかっていた。しかし、「山ノ神」は、意外と元気でスイスイと登って行く。午後1時頃、ようやく山頂に辿り着いたが、いつもより増して、最高の展望が待っていてくれたように思えた。

 1時間ほどの滞在であったが、その展望は飽きる事がなかった。また、いつものように、シェルターを造ったが、底にも届かず、たっぷりの雪量である。風もなく最高の山頂であった。彼らより一足先に山頂を後にしたが、彼らは追い付いて来なかった。山頂から国少の家まで2時間半、暗くならない内に辿り着いたが、彼らは、もしかしたら、ヘッデンが必要になったかもしれない。



 ■■■ コースタイム ■■■
 国少の家7:40=城前峠(8:20~30)=ライオンズの森(9:20~30)=長尾峠(10:15~20)=長尾山10:50=奥長尾山(11:20~25)=大辻山頂上(13:05~14:10)=奥長尾山(14:50~55)=⑨番の登山口15:05=長尾峠(15:20~25)=ショートカット林道15:30=城前峠16:05=国少の家16:40   

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵