元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成26年08月11日







雨が一時的に上がった大辻山頂上で・・  (ブヨが煩かった。)






高峰山登山後、鳥越峠から・・。 ペースが上がらない。


ぬかるんだ斜面を登る。 大粒の雨が降り出した。


靄が掛かった杉林で・・・。 暗雲が立ち込めてきた。







  元さんの戯言・呟きから

8/11 そう言いながら、山に行った。山と言っても相変わらずの低山である。台風が過ぎても一過とはならず、山の上には、真っ黒な雲が立ち込めていた。ぬかるみを考慮して、鳥越峠からの高峰山と大辻山とした。2週間前は、大辻山を降りて高峰山に向かおうとした時に雨に見舞われ、士気が落ちて高峰山を断念した経緯があったので、今回は、手短な高峰山からとした。

 ところが、前日に降らなかったのかどうか分からないが、ぬかるみなどなかった。それ程の起伏もなく単調な登山道は、もう少し歳取ってからの山に、ちょうどいいのかと思って登った。平野・海側の展望はあったが、山側は全く視界がなく、こんなもんだと思っていても、ちょっぴり寂しいものである。

 コーヒーを沸かしてから、鳥越峠に戻ったが雨になった。「この時期のワラビなんて、堅くて美味しくない。」 と言いながら、それでも、柔らかそうな20本ばかり採った物を車に入れ、傘を差して再び北尾根から大辻山に向かった。高峰山にしても大辻山にしても、展望があればそうでもないかもしれないが、ちょっと歩き足りない事もあり、2座となるのである。

 「このような雨の日のウイークデーだから他の登山者なんてないよ!」 と言っていた本ルートとの合流点(⑨)で、家族ずれの4人の方と遭遇した。山頂での話であるが、最近登山を始め大辻山も初めてとの事。ブヨがたくさんいて、最悪の大辻山であっただろうに、山の印象が悪くならなければいいのにと余計な心配をしてしまった。

 大人4人とあって、コーヒーをプレゼントしたら、「山でコーヒーが飲めるとは思わなかった。」 と喜んでもらった。お互い名も告げず聞きもせず別れたが、気持ちのよいものだ。今回は、登山道上にある折れた小枝を取り除く作業をしてきた。山への小さな感謝のつもりである。



 ■■■ コースタイム ■■■
    

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵