元   さ   ん   の   山   紀    行
大鷲山 (817m)
<富山県朝日町>  令和01年12月23日





雨でも出掛けると言ってくれた今日のキャスト。








海沿いに駐車した事からゲートを潜る。 国道8号線の登山口から・・


始めは用水沿いに歩く。 鉄塔で休憩。


雨予報なのに陽射しを受ける 烏帽子林道に出る。


新たに気合を込めて・・・ 山頂まで2キロ、1時間15分の標柱。


マキちゃんは謙遜するけど本当は強い。 海はだんだん青くなっていく。


コツコツと登る。 遠くに見える高台の左が山頂だ!


積雪期ルートとの合流点で休息。 海を眺める。


雪が現れた。 雪が次第に増えた。


朝日町の大田さんと出会う。 太田さんにシャッターを切ってもらう。


大鷲山の特徴である海を眺めながら歩く。 山頂に到着です。


大鷲山頂も、ご多分に漏れず雪が少なかった。


山頂は風が強かったので、5分ほど下がった所で食事処とした。


食事後、マキちゃん持参のケーキをご馳走になる。


朝日町の藤井さんと長崎さんともお会いした。それにしても、お元気な方々だった。


初雪山はどれかと探っている様子。 右奥。


治山工事が行われている登山口へ。そして、8号線へ。








  元さんの戯言・呟きから

12/23 私としては今年最後の山行であった。怪しい予報でも行くと言ってくれた仲間と大鷲山を目指した。大鷲山は駐車に苦慮するが、今回は、海岸の堤防付近の停め、正しく0mからのスタートなった。通常は積雪期・残雪期の大平からのルートが主であるが、最近は国道8号線からのルートが整備され、ガイドブックにも掲載される様になってからは、通年登られるようになっている。

 私達(北ちゃん・マキちゃん・山ノ神と私)も、今回このルートを利用させてもらった。昨夜来の雨で、ヌルッとする所もあったけれど、全般的には整備された気持ちの良い登山道であったように思う。全員が、このルートは1~2回しか経験がなく、大鷲山の概念は、積雪期に海を眺めながら登る山だという認識であった。

 雨を懸念していたけれど、当分降らないような気がしていた。中間点となる烏帽子林道には、一台の車が停まっていた。こんな日にやっぱり登る人がいるもんだと思っていたが、その先を進み雪が現れた頃に、一人の女性が降りて来られた。ちょっぴりお話をすると、ショッチュウ登っておられるとの事、そして、お話が進むに連れ、私の名を知っておられる事に感激をしてしまい、一緒にカメラに収まってもらった。

 地元に住んでおられる大田さんと言われた女性は、私より4つも年上の方であったが、私よりも元気そのもののようにお見受けした。私より目上の方と遭遇すると、何だか嬉しくなってしまうのは何故だろう。きっと、自分もその歳くらいまでは元気でおられると思うからかもしれない。そんな事を思うと、もっともっと元気で歩いてもらいたいと私の願望が欲を表す。

 大鷲山頂は、風があったので、少し下がって登山道の真ん中で食事をしていた。そんな所へ、またまた魂消てしまうほどのカップルが現れた。何でも2人合わせて150歳だと言われて驚いたが、自分も、もうすぐそのような年齢になる事は間違いないが、果たして山を歩いているかという事になる。

 お二人は、藤井さんと長崎さんと言われたが、大鷲山に一年中、また、毎日のように登っておられるというのだからびっくりであるし、雨でもかと問うと、そうであると言われるから参ってしまった。世にはいろいろと凄い方々がおられるのである。凄い人になる手っ取り早いのは、元気で長生きする事が一番である。そして、何か身体を動かす事をやればいい。

 好山病友の会の行動は、かなり少人数となっているが、それでも、集うと楽しいし嬉しい。こうして付き合ってもらえるのは元気であるからである。友達を自分から減らす事などない。自然に減って行く。減らさないように努力するのが、長生きへの一つの道でもあるような気がする。





 ■■■ コースタイム ■■■
 車デボ(海岸)7:45=登山口7:50=林道(9:30~40)=積雪期ルートとの合流点(10:05~15)=大田さんと遭遇(10:35~45)=大鷲山頂上(10:55~11:05)=食事処(11:10~12:25)=林道13:20=別の登山口14:30=国道8号14:40=車デボ地点15:50

 ■■■ 同行者 ■■■
      北ちゃん・マキちゃん・「山ノ神」