元   さ   ん   の   山   紀    行
大鷲山 (817m)
<富山県朝日町>  平成27年01月12日





すぐに退却した大鷲山頂上だったけれど、記念写真だけは撮った。










大平集落の中で車をデボした。 すぐに、スノーシューを装着した。


神社横の杉林急斜面に取り付く。 384m付近で休憩。


384mのポイントから、林道に向かって・・・




林道の法面を、各自それぞれの登り方でチャレンジ!




雪庇を気にしながら・・・ 標高600~610m辺りを行く。


標高710~20m辺りを行く。


749mの標高点手前で 749mの標高点辺りを望む。


749mの標高点を過ぎた頃。 ようやく、海が見えた!


大鷲山一番の撮影ポイント。


岩城君が行く。


「北ちゃん」が来る。


大鷲山の山頂へ向かって、ラストスパート。


大鷲山の山頂で食事処を求めるより、
海の見えるポイントの方が良いとの意見が多く移動となる。


懸命の設営作業。背丈ほど掘ったが、幅を広げすぎたかもしれない。


大小2枚のタープを張ったが、場所によっては、風が吹き込み寒かったようである。




いつもの食事模様。




・・・・このようなメニューも・・・


午後1時40分頃、下山開始前の一コマ。


「暖まった!」「寒かった!」各自の思いは違ったかもしれないが、気分は爽快!


軽やかに・・・


いろいろなポイントを乗り越えて・・・










  元さんの戯言・呟きから

1/12 歩き始めは海抜100mにも満たない所からで、その標高差は750mくらいの大鷲山は、低山ながら晴れれば、右に海を眺めながら、左には、眩しいくらいの山々が飛び込んでくる様は、否応なしに心を掻き立て、私の大好きな山に組み込まれる一座である。

 悪天が予想された、その大鷲山に9名の強者達が集まった。(イヤ、私達夫婦は除外しなければいけないが・・)行ってみれば意外と少ない積雪に驚いたが、少し高度を上げれば、そのような事は忘れてしまう程であった。叩き付けるような風雪に身を縮めるような時もあったが、「わ~っ、海が・・」 「焼山・黒菱山が・・」 などと、歓声を上げさせてくれる時もあった。

 一番のポイントである雪庇の張り出した所や、細尾根の所だけは陽が差し、皆がカメラを構えていた。強者達の勢揃いだっただけに、「ラッセルの順番が回ってこない。」 との不満があったかもしれないが、低山でありながら、真冬の厳しい寒さの体験で、ご破算になったような気がする。

 その証拠に、食事処を山頂に求めず、海が眺められるまで降りての設営には、苦渋をなめさせられたのである。高壁を築いた割りには、幅広になった為、2枚のタープでは覆いきれず、美味しい食材を頂きながらも、低温と寒風に耐え忍ばなければならず、修行の時間を過ごさなければならない羽目になった。

 もう、このようなメンバーで、一緒する事などないかもしれないが、年の差を超えて、一時を楽しく過ごさせて頂いた。これも、山を通じての喜びである。一定の時間を共有し、しかも、箸を突っ突き合い、運命共同体となるのであるから、イヤな人とは行けるはずがない。感謝である。

 



 ■■■ コースタイム ■■■
 朝日町役場=大平車デボ地点=取り付き7:15=384m付近(8:40~45)=林道(9:30~40)=夏道分岐10:10=749m10:30=大鷲山頂上(11:05~15)=760m設営地点(11:25~13:40)=749m13:50=384m付近(14:40~50)=道路15:20=車デボ地点15:25=朝日町役場

 ■■■ 同行者 ■■■
      北ちゃん・岩城君・堀君・板東君・稲荷氏・文さん・池田氏・「山ノ神」