元   さ   ん   の   山   紀   行
小佐波御前山 (754.2m)
<富山県富山市(旧大沢野町・大山町)>
  平成19年03月12日


  悪天予報に、ちょっぴり腐っていたのかもしれないが、「小佐波御前山」行きを決定した
  のが、午前7時半を過ぎていた。
  そして、いろいろと手間取り、家を出たのが、午前8時50分頃であった。

  もしかしたら、「北ちゃん」や真っ黒ネコさんらに、会えるかもしれないとの望みがあったが、
  登り始めが、午前10時10分では、ちょっぴり無理であろうと思っていた。

  昨夜来の降雪で、猿倉山を経由して御前山に達するに、1時間を要してしまった。
  雪量が増えた後には、林道終点まで、15分余を要し、別ルートからの彼らに、
  「もしかしたら、会えないかも・・・」のメールを打った。

  小雪が舞い、時折横殴りの風雪に、「何で・・」 なんて思わない。
  まるで、愛しい人に逢いに行くような気持ちである。
  「もう、降りて来てしまうかもしれない。」 と携帯を手に取ったのであるが、
  通じなかった。そして、山頂の祠を過ぎた、記念碑に行く前に出会ってしまった。

  雪中の冷たさだけが感じる出会いは、何故か遠い昔の友と遭遇のように感じたが、
  「小屋に、美味しいケーキを置いて来たよ!」 の一言で我に返った。
  私の大事な「好山病・・」の仲間達である。


   
  小屋の中で、カップの焼きそばと、うどんを作った。
  小さなステーキも用意されていたが、アルコールを所望しない私は、
  特別欲しくはなかった。どうしても飲みたい「山ノ神」に合わせて、
  半分だけ(4枚の内2枚)だけを、焼く事になったが、
  2人だけの食事は、あまり盛り上がりがなかった。

  大勢での食事スタイルに慣れたからであろうか? 
  それとも、満足の行く山行ではなかったからであろうか? 
  でも、温かいうどんと、苦いコーヒーは、芯からから温まった。
  それに、皆が残してくれていったケーキは、甘くて美味しかった。

  1時間程、小屋に滞在して、往路と同じルートを辿った。
  御前山と林道終点の間で、落としたと思われる時計は、
  やはり見付からなかった。   


林道を行く 食事を終え、スノーシューを装着 小佐波御前小屋を出発! 猿倉山から降りる



雪舞う中、今日も歩いた





      ■■■コースタイム■■■

 高岡8:50=展望レストラン前(10:00~10)=御前山(11:15~20)=林道終点11:35
 =小佐波御前山(小屋)(12:45~13:50)=林道終点14:25=展望レストラン前(15:20~30)
 =高岡

      ■■■同行者■■■
              「山ノ神」