悪天予報に、ちょっぴり腐っていたのかもしれないが、「小佐波御前山」行きを決定した のが、午前7時半を過ぎていた。 そして、いろいろと手間取り、家を出たのが、午前8時50分頃であった。 もしかしたら、「北ちゃん」や真っ黒ネコさんらに、会えるかもしれないとの望みがあったが、 登り始めが、午前10時10分では、ちょっぴり無理であろうと思っていた。 昨夜来の降雪で、猿倉山を経由して御前山に達するに、1時間を要してしまった。 雪量が増えた後には、林道終点まで、15分余を要し、別ルートからの彼らに、 「もしかしたら、会えないかも・・・」のメールを打った。 小雪が舞い、時折横殴りの風雪に、「何で・・」 なんて思わない。 まるで、愛しい人に逢いに行くような気持ちである。 「もう、降りて来てしまうかもしれない。」 と携帯を手に取ったのであるが、 通じなかった。そして、山頂の祠を過ぎた、記念碑に行く前に出会ってしまった。 雪中の冷たさだけが感じる出会いは、何故か遠い昔の友と遭遇のように感じたが、 「小屋に、美味しいケーキを置いて来たよ!」 の一言で我に返った。 私の大事な「好山病・・」の仲間達である。 |
小屋の中で、カップの焼きそばと、うどんを作った。 小さなステーキも用意されていたが、アルコールを所望しない私は、 特別欲しくはなかった。どうしても飲みたい「山ノ神」に合わせて、 半分だけ(4枚の内2枚)だけを、焼く事になったが、 2人だけの食事は、あまり盛り上がりがなかった。 大勢での食事スタイルに慣れたからであろうか? それとも、満足の行く山行ではなかったからであろうか? でも、温かいうどんと、苦いコーヒーは、芯からから温まった。 それに、皆が残してくれていったケーキは、甘くて美味しかった。 1時間程、小屋に滞在して、往路と同じルートを辿った。 御前山と林道終点の間で、落としたと思われる時計は、 やはり見付からなかった。 |
林道を行く | 食事を終え、スノーシューを装着 | 小佐波御前小屋を出発! | 猿倉山から降りる |
雪舞う中、今日も歩いた |
■■■コースタイム■■■
高岡8:50=展望レストラン前(10:00~10)=御前山(11:15~20)=林道終点11:35 =小佐波御前山(小屋)(12:45~13:50)=林道終点14:25=展望レストラン前(15:20~30) =高岡 ■■■同行者■■■ 「山ノ神」 |