元   さ   ん   の   山   紀   行
小佐波御前山 (754.2m)
<富山県富山市(旧大沢野町・大山町)>
  平成28年02月15日






下界には雪が無かったけれど・・・ 猿倉山の東屋で休憩!


新雪30cmの中の行軍。 祠のある山頂で・・・


小佐波御前小屋で、ゆっくり過ごしました。(1時間半ほど)


獅子ヶ鼻へ・・・ 何にも見えない獅子ヶ鼻で・・・






   元さんの戯言・呟きから・・

2/15 雪の予報であるが路面に雪が無い。でも、八尾辺りから路面が白くなり、笹津近くになると積雪を見るに至った。猿倉のコミュニティーセンター到着時には、スノーシューやカンジキ装着となる。 (最も、しばらくは、壺足でも良かったのであるが、担ぐより履いた方が楽であるから・・・)

 3ヶ月も運動していないという客人を心配していたのであるが、「あれは、三味線だったのか?」 と思う歩きに、「山ノ神」と顔を見合わせてしまった。でも、何もかもを白い雪に覆い被せるというのか、吹雪でモヤモヤを吹き飛ばされる程を望む客人にとっては、一日中降っていた雪は、それに及ばないにしても、結構満足感に浸っていたように思えた。

 日頃、雪と戯れる機会の少ない客人にしてみれば、20~30cmの新雪は、別世界に来たようなもので、何もかもが新鮮に映ったに違いない。時間があったのなら、雪穴を掘る体験をさせてあげたかったのであるが、自然相手の他に、時間制限があるために、そうともいかなかった。

 「ある所にはある。降る所では降る。」 のであるから、「自然は凄いし、日本も、そう狭くはない。」 と思ってしまう。客人の来訪は、決して楽ではないが、それ以上に嬉しく楽しいものである。ものい(富山弁=疲れる。楽でない。)が、喜んで貰えれば、それなりに充実感というものがある。それは、山歩きの達成感に似ているような気もする。

 気を使わないで、相手様が気持ち良くなるわけがないから、これからも、出来る限り拘っていきたいと思っている。しかし、日頃の友人達の来訪に、果たして、そのように対応しているのかと振り返ってみると、必ずしも、合格点を着けられないような気がしてならない。狭くて設備が伴わない我が家であるが、来る人を拒まず、来て貰えるような家でありたいと思っている。そして、やはり元気でなければ(体力がなければ)、それ自体叶わない事になる。





      ■■■コースタイム■■■
  猿倉駐車場9:55=猿倉山(10:20~25)=御前山11:20=小佐波御前山(祠の山頂12:45)=避難小屋(12:55~14:30)=獅子ヶ鼻15:25=御前山15:50=駐車場16:55     

      ■■■同行者■■■
                    「山ノ神」・客人