元   さ   ん   の   山  紀  行
来 拝 山  (大日の森)
<富山県 立山町 > 平成31年01月04日




そり遊びを企てていたのだが、何とか出来て良かった。






しばらく大辻林道を行きます。


今冬の雪の少なさを嘆いていましたが、さすが、ここまでやって来ると雪量が多い。


孫達は、何もかもが珍しく、止まっては何かを探していたように見えたが・・・





「もとさん、いつも見ています。」 と声を掛けてもらった方にシャッターを切ってもらった。


これを登ってしまえば 「大日の森」 だ!


雪量が少なく深く掘る事が出来なかった。いつものベンチ・テーブルを
造るつもりで、孫達にも何かさせようと、小道具を準備して来たのであるが、
すぐに、木々が現れて諦めるしかなかった。その事は残念!


孫達にしてみれば日頃食べられない物が食べられた? 素晴らしいお天気だった。


充分滑りました。(イヤという程滑りました。)


下山ですが、面白がってソリを引き始めました。


ここから急な下りですが・・・ 心配をよそに走って降りて行きます。


孫達になかなか追い付きません。 とうとう、ソリが上手く動かなくなったようです。







  元さんの戯言・呟きから
1/4 両親(孫達の親)が仕事なので、今日まで休日の私達が孫守となった。Iターンの父親(ムコ殿)が、本当の仕事始めだった事もあり、尚更協力するつもりでもあった。もしかしたら、山は、お休みかもしれないとまで思っていた事もあり、「雪遊び」程度のつもりで山に誘った。

 雪遊びをするには大量の雪が欲しかったし、2日前に大辻林道の積雪を確認している事もあり、来拝山に登れなくても、林道で、ベンチ・テーブルや滑り台、出来れば我々がよく造るシェルターをもの気持ちもあった。出来れば、来拝山の大日の森辺りまで行ければベーターなのにとの考えもあった。

 いきなり車中で眠ってしまった二人であったが、大量の雪を見たら元気が出てきた。でも、歩き初めてすぐに、下の孫エリーは、足が冷たいと言い出し、先行きが不安であった。私達は、登山靴を履いているからいいものの、えりーの長靴は短くて薄いのである。坂を登るのも滑って大変。事前に縄を持参していたが、思うようにならなかった。 私は私で、シャベルやら、ソリやら大型用具を担いでいるせいで、度々木々に引っ掛かり、その度に、バックしたり、リックを下ろしたりしなければならなかった。

 そんな折、「もとさんでしょう」 という二人連れの方に、記念にとシャッターを押してもらった。親子なのか、姉弟なのか分からないが、女性の方は、お歳を召されていたように感じたが、「あんなのになりたいな!」 と思った。男性は、キャンプが出来そうな大きな荷を担いでおられた。

 大日の森に大雪原を期待していたが、やっぱり雪量が少ない。あるにはあるのだが、いざ、ベンチ・テーブルや雪壁を造ろうとしても、すぐに小枝やササが出て来てしまうのである。それでも、青空のもと、雪中での食事は、何ででも美味しくなる。後に斜面を利用してミニゲレンデを造った。

 なかなか、思うようにならなかったが、何度も滑る内に、雪が固まっていきスピードが出て来る。だんだんと面白くなって来る。しかし、こちらは、あまり滑りすぎて、大きな樹木に、ぶつからないかなどと心配になる。その内コブが出来て、小さいながらもジャンプするようになる。それがたまらなく面白いようであった。

 私も童心に戻って、何回ともなく滑った。補修もした。大満足の内に、下山する事になる。ミーが、ソリにエリーを乗せて引っ張る。また、あの急な下りが大丈夫なのだろうかと思ったが、子供達は、すぐに順応するのだろうか、駆けるように降りて行った。今日は大成功だったのかもしれないが、これからの事はわからない。






 ■■■ コースタイム ■■■
 

 ■■■ 同行者 ■■■
         比佐恵 ・ ミー ・ エリー