元  ち  ゃ  ん  の  山  紀  行
千石城山 (757㍍)
<富山県  上市町>
平成16年01月03日




 元日夜に予告なしで帰省した長男が、早々に帰阪するというので、駅に送った後、早くに家に戻る約束をして千石城山に出掛けた。(車での往復に3時間、山中4時間の設定)
 配水場上の林道分岐まで車が入れたので、帰宅時間を気にしなければいけない私としては、とてもラッキーであった。
 先にもう一台の車が止まっていて、それも何処かで見かけた車であった。 もしかしたら・・・・


配水場上の林道分岐に駐車千石城山の登山口

 細かい雨の中を、ストックをリックに括り、デジカメと手帳の入った袋を肩に掛け、傘を差して歩き始めた。 登山口まで7~8分程であったろうか? (登山口の積雪は20~25cm。)
 カンジキを履かず、壷足で何時もの登山道を、只歩くだけなのだが、傘を差しながらでも、何か違ったものはないものかと、デジカメのシャッターを切っているのである。
 25分程で稜線のベンチの所に出る。早月の流れも大倉山も見えない。カメラを仕舞って、手袋をしようと思ったら片方がない。以前100円ショップで買った使い勝手の良いフリースの手袋なのであるが、50円落としたという変な感じである。帰り道に拾っていけば問題がないのであるが、わからなくてゴミになってしまうのが一番心配であった。


筏井夫妻のツエルトにお世話になる千石城山で筏井夫妻と


 稜線の足跡を見ながら、「今日のものだ!」「一人なのか?二人なのか?」などと想像しながら、山頂に着いてビックリしてしまった。
 筏井氏は想像していたのだが、最近「好山病」に、感染したと言われている奥様「天使」までが、ご一緒とは・・・・
 初めて張ったというツエルトの中への招待に、「いい加減に帰らなければいけないのです。」と言いながら入り込んで、ご馳走になってしまった。
 一時間程経ってだろうか、労山の「雑煮パーティー御一行」が上がって来られた。その中の知人・尾田氏を紹介し、3人での記念写真のシャッターを切ってもらった。
 また、「手袋が落ちてなかったでしょうか?」と頭を掻きながら尋ねてみると、車付近に落ちていたので、車の上に乗せてあると言われ、一変にホッとな気もちになった。
 同じく所用で、午後2時まで帰らなくてはいけないと言う筏井夫妻と、一緒に山頂を後にしたが、私も予定より大幅に早く帰宅する事が出来た。




 ■■■ コースタイム ■■■
高岡6:55=林道分岐車デボ地点(8:05~23)=登山口8:30=稜線8:55=千石城山頂上(9:15~10:30)=車デボ地点(11:10~20)=高岡12:40

 ■■ 単独行 ■■

 ■■ 備 考 ■■
  筏井夫妻のツエルトにお世話になる