元  さ  ん  の  山  歩 き
千石城山 (757㍍)
<富山県 上市町> 平成19年01月03日




 ふるさと剱親自然公園の管理棟駐車場まで入る事が出来た。8時を大きく回っているのに、やはり、出足のお天気が悪かったからであろうか、私が一番乗りであった。
 通常の登山口までの自動車道を歩く事なく、アスレチック方面へ直接取り付き、お正月からであろうトレースに従った。その登山口に辿り着くと、15~20cm位の積雪があり、杉林を過ぎてからの小沢に架かっている小橋が、昨年末に来た時よりも大きく傾いていた。


剱親公園に駐車 今日は私が一番乗りらしい 登山口の状態 橋が傾いていた

 用意したスノーシューも着ける事もなく、稜線に出たが、ガスに遮られ、僅かに、対岸の大倉山の下部だけが、薄ぼんやりと見えるだけであった。それでも、歩ける事に喜びを感じながら、ゆっくりと山頂に向かった。

 今回の食材は、は、「山ノ神」に作ってもらったおにぎりが2ヶに、ラーメンが1袋、他にコーヒーだけであった。もっとも、時間的制約があり、そうのんびりも出来ないと思っていたからでもある。

 しかし、視界が悪く何も見えない山頂で、ゆっくりと言えども、独りでいるのも寂しいものである。ラーメンを食べた後、コーヒーを沸かした。一人分ではなく、何人分もである。種火にして、次来る客人達のために備えたが、1時間程の間に自分が全部飲んでしまった。


独りで、ゆっくり、もの思いに耽る

 やがて、富山から来たというご夫婦が到着。「箸を忘れた!」 と慌てておられたのを見て、私の持参した割り箸を提供すると喜ばれ、ビールを一口と勧めて下さったのであるが、「車なので・・」 と柔らかくお断りした。

 「もう、返らなくては・・」と、駆け出したところ、仲良く次のご夫婦らしき人達と遭遇! 何処かで見た顔である。「シュンちゃんファミリーも、後から来るから・・」 と、もう一度、山頂へ戻れの指示を出す筏井夫妻に従った。

 しかし、残念ながら、私の持ち時間に、シュンちゃん達は現れなかった。その変わりではないが、「山ノ神」が親しくさせてもらっている魚津の西本夫妻にお会い出来ハッピーであった。


箸を差し上げた富山からのご夫婦 筏井さんと遭遇し登り返す



下山際に魚津の西本夫妻とバッタリ 登山口近くの鉄塔前で佐渡さんと出会う





「1/3コラム(山つれづれ・・・より)」

1/3 午後には、一日遅れで、娘の婿殿がやって来る。しかも、その婿殿は、仕事の関係で、翌日帰京するのである。大事な日であるが、私には、その間(午前中)を、山歩きに充てた。

 8号線、小杉~富山間では、かなり強い雨が降っていたからであろうか、それ程早い時間でもなかったのだが、今日の「千石城山」一番乗りになった。展望もなく、唯、歩ければ良いと思っていても、たった一人の山頂は、やはり寂しいものである。

 その後に、2組の登山者を見て、下山を始めたところ、バッタリ会った筏井夫妻に、もう一度頂に戻るよう勧められ、笑いながら、再び山頂を踏んだのであるが、その後に来るという、「シュンちゃんファミリー」には、別ルートになったからであろうか、お会いする事が出来なかった。  でも、山頂では、魚津の西本夫妻に、帰路の登山口近くでは、富山の佐渡さんとも挨拶を交わした。

 「山ノ神」のスノーシューに、不具合があり、山用具店に持ち込んで、部品を交換してもらったのであるが、さて、皆と違ったメーカーのスノーシューを、自分の物に出来るのであろうか? ちょっと、難しいのではない・・・! 




■■ コースタイム ■■
高岡7:40=剱親公園P8:20=通常の登山口8:45=橋9:00=稜線9:20=千石城山頂上(9:40~11:40)=通常の登山口12:05=剱親公園P12:20

  ■■ 単独行 ■■