元    さ    ん    の    山    紀    行
白木峰 (1,596m) 仁王山 (1,516.5m)
<富山市(八尾)、岐阜県宮川村> 平成30年04月23日





時間的に制約があり、仁王山に立てるかどうかの懸念がありましたが、結果的には、
白木峰と共に余裕のある山行となりました。(山ノ神の協力もあってですが・・・・)





管理棟奥まで車を入れる。 雪が少なく林道歩きを強いられる。


登山口①から登山道に従う。 急登で、次第に「山ノ神」遅れる。


雪が現れるが、小枝が煩い。 登山口②で先行の二人に追い付く。(待ってもらう。)


雪上を歩くが、終いにはなくなる。 ブナ林の登山道に出る。


1300m駐車場上は、夏道が出ていた。 林道に出て、心配だった次の取付きをクリア。


高度を上げると一面雪となる。 アイゼン装着。


アイゼンが小気味よく刺さる。 白木小屋が望めるようになった。


仁王山の雪量が心配だったが・・・ 金剛堂山には雪がいっぱい。


白木峰頂上に向かう。 アイゼンが外れちゃった???


白木峰山頂に立つ。


白木小屋経由で仁王山に向かう。 白木小屋先1,548mピークで「山ノ神」待機となる。


始めは、ちょっと戸惑ったものの、後は順調! 仁王山まで雪が付いていました。


周さん・河原氏のコンビです。


仁王山は、1,516m 汗を掻きながら・・・


仁王山から白木峰を望む。


仁王山から金剛堂山を望む。


金剛堂山をバックに・・・


仁王山から白木峰に向かいます。 周さん 頑張る!


いい感じのブナ林です。 最後の登り返しです。


ようやく、「山ノ神」の待っている所に到着です。 待ちくたびれて眠っていた「山ノ神」


一本のビールを3人で分けて飲みました。 予定を早く消化し、1時間の食事時間が出来ました。


白木峰山頂への登り返しです。 夏は、ニッコウキスゲが咲いている所です。


雪も緩くなって来ました。 雪が少ないと小枝が煩いです。


タラの芽を採りを楽しみながら、林道歩きとなりました。








   元さんの戯れ・呟きから

4/23 白木峰管理棟奥まで車が入ったので、午後3時半まで下山しなければならなくても、仁王山か前白木峰へは行けるのではと希望が膨らんだ。しかし、車が入るという事は、雪が少ないという事で、尾根を辿る事が出来なく、必然林道歩きを強いられる事になった。

 登山道に入っても、雪はあまりなかった。1,170m辺りで林道と交差する駐車スペースのある登山口手前では、それなりの残雪があったが、その上のしばらくは、また雪がなかった。ようやく雪上を歩いたと思ったら、また雪がなくなり、ブナ林の中の夏道に出たら、そこにも雪がなかった。

 1,300mの駐車場からの急登でも、殆ど階段が露出している有様であった。林道に出で、左へ20~30m行ったところからの取り付きが一番心配していたが、ロープも階段も利用出来て、何の問題もなかった。大方が雪面となり、次の林道の壁も埋もれている事を確認し、アイゼンを着けた。(装着しなくても問題なかったように思えたが、せっかく持参したのであるから利用する事となった。) しかし、山頂への木道には全く雪が付いていないので、外さなければならなくなったが・・・

  午前10時頃まで、白木峰山頂に辿り着かなければ、仁王山へも小白木峰へも厳しいと思っていた。例え行けたとしても、食事時間がなくなるからである。その場合は、浮島辺りと前白木峰をと思っていたが、結果的には、30分到着が早まり、仁王山への希望が伝わってきたので、「山ノ神」待機(白木小屋から仁王山よりのピークで、ビールを宛てがい)させ、仁王山に向かう事にした。

 私は、このルートは3度目であるが、過去2回「山ノ神」を白木峰山頂に残しピストンした事があった。それから、かなりの年月が経っているので、思うようなタイムで往復が出来るのかと、ちょっぴり不安がないでもなかったが、幸い雪の切れている所が少なく、猛者達と張り合ったので、かなりハイペースで登る事が出来た。仁王山頂では、写真を撮るくらいで早々に引き上げたが、それでも、同じメンバーで、この山に来れるかどうか分からないという事で、何枚となく撮り、そして、撮りあった。

 雪が少なく、真っ白な山容ではないが、それでも、白木峰は、どっしりした素敵な山である。それは、仁王山より優れていると思うのは、私だけではあるまい。その景色を眺めながら、仁王山から駆け降りるのであるが、その降りた分だけの登り返しが待っている。でも、「山ノ神」が待っているピークには、下山予定時間に1時間20分の余裕をもって到着したので、ゆっくりと食事をする事が出来た。

 350mlのビールを3人で分け合った。私は、日帰りの山行では飲まないのであるが、今日ばかりは、100ml程頂いた事になる。余計な話も出る。しかし、持ち上げてコケ降ろしはするが、気分が悪くなるような話はしない。何故か、いつもニコニコで顔が痛くなる。「此処に来れた。こんな事が出来る。」 最近は、「こんな贅沢が出来る。出来た。」 で話を終えている。でも、「この歳で・・」 などは、まだ早い。もう10年こんな事が出来れば、それは凄い事かもしれない。

 もう一度、白木峰山頂に登り返した。薄っすらとではあったが、北アの山々が、ずっと眺められた。幸せの一日を過ごす事が出来たのである。とは言え、まだまだ、車デボ地点まで降りなければならなかったのであるが、登山道から離れての林道歩きでは、フキノトウの他、タラの芽・コゴミを採った。午後3時半頃に車に戻り高岡へは、予定の5時に着く事が出来たのである。






  ■■■ コースタイム ■■■
     八尾総合病院5:10=管理棟6:00=登山口①(6:45~55)=登山口②(7:45~55)=1,334m8:30=林道8:45=アイゼン装着(9:05~10)=白木峰頂上(9:30~40)=白木小屋先1,548m(9:45~55)=仁王山(10:35~50)=1,548m(11:40~12:35)=白木峰頂上(12:55~13:00)=登山口②(13:45~50)=登山口①14:25=管理棟奥15:30                                                                                  

  ■■ 同行者 ■■
           周さん・河原氏・「山ノ神」