今日は、eiko女史個展の最終日。
その会場の「アートハウス・ドナ」で、彼女の絵をじっくり
鑑賞しながら、有志で一杯やろうという企画があり、
ちょっとした買い物や、汗を流す時間も必要な、時間制
限のある山行となったのであるが、欲張りな私達は、
水無山を満喫したにも関わらず、白木峰の紅葉も、
楽しもうという事になったのである。
白木峰1300mの駐車場に着いたのは、午後1時半頃。
陽は残っているものの、やがて、黒い雲に覆われそうな
雰囲気の中を、水無山で使用したリックを、そのまま担
いで行く事にした。
駐車場から眺めるに紅葉も、上限は、1400mくらい
までであるが、その下は、見事な紅葉と言っても過言
ではないくらいであった。
今日は、20回目の白木峰。
第1回目は、昭和51年5月であるから、もう30年
も経つ。
しかし、私は、どんな低山であろうと簡単な山であろうと、
足元だけは、しっかりしていく。
それは、後で、足を捻ったり、傷つけたりして、
後悔をするのがイヤだからである。
いつものように、丸太の階段を行く。
もしかしたら、1回目の林道に出るまでが、
一番急登かもしれない。
振り返ると、駐車場辺りが、一番赤く萌えている
かのようであった。
林道を3回跨いでヘリーポートに出る。
上部の紅葉(草紅葉)は、
もう既に終わっているのであるが、私は、
それはそれで、結構好きな雰囲気なのである。
頂上滞在は、ラーメンを作ったのと、
コーヒーを沸かしたので、約25分位であった。
今にも、雨が降りそうな感じであったが、
真っ黒な雲の一部に陽が差し、何とも言えない光景を、
醸し出していたのが印象的であった。
遠くに牛岳も立派に聳えていた。
時間がないし、同じコースを通って下っても
良かったのであるが、ちょっとでも違ったコースをと、
避難小屋の横を通って林道に出た。
陽の当たる仁王山方面が、際だって感じが良かった。
最後に、林道から登山道に入ったが、僅か2時間の間に、
駐車場の横辺りが、尚更萌えて感じたのであった。
帰路の林道でも、何度も車から降りて、シャッターを
切った。早く帰らなくてはと言いながら・・・
吉峰の「アートハウス・ドナ」では、日頃、
なかなかお目にかかれない方々との対面があり、
とても賑やかであった。そして、宴は夜遅くまで続いた。
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