元 さ ん の 山 歩 き
白 鳥 山 (1,286.9m)
<富山県朝日町 新潟県糸魚川市・青海町>
平成16年06月14日
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栂海新道・坂田峠登山口 |
坂田峠午前5時半発、午後7時着が、今回の大まかなスケジュールであった。「犬ヶ岳」滞在に1時間半を見込むためにも、白鳥山へは2時間で登らなければいけない計算になる。
朝日IC出口8号線沿いに、午前4時50分集合の予定が、尾田さんの思わぬ車のトラブルで、少し計画が狂ったかに思えたが、結果的には坂田峠を20分遅れの午前5時50分発となった。
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金時坂を登る |
いきなり金時坂の登りである。晴天の早朝であっても、汗が滴り落ちる。また早朝のため身体が目を覚ましていないのか、25分ぐらいで誰ともなく休憩の催促となる。
もう少し登れば、なだらかになり、やや下り気味にシキワリの水場に着く。沢には残雪があるものの、例年から比べるとかなり少ないように思われた。
残雪の上を歩き、すぐに左手に階段状の所を登るのであるが、その右斜面には、シラネアオイが今年も咲いていた。
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シキワリの残雪は少なかった |
シキワリから15分、樹木の間から頚城の山々が望まれる。焼山を中心に、雨飾山がチョット歪な山容を見せる。頚城の山々に詳しい尾田氏から昼闇山を教わる。
1130m付近で休憩した後、次第になだらかになり、白鳥小屋が見え隠れする。
山姥の洞へとの分岐から10分程で、立派な小屋のある白鳥山頂上である。
「歓迎」とあるサワガニ山岳会のアーチ付近は、カタクリの群落であるが、やはり雪解けが早かったようで、名残もなかったようである。
白鳥山からの展望は素晴らしく、初雪山はもとより、その奥に剱岳が、何時もの山容と違った姿を見せてくれた。
これから行く犬ヶ岳は、遥か遠くに美しく見えたが、やはり残雪が少ないようであった。
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初雪山の奥に剱岳が聳えていた |
白鳥小屋前にて |
白鳥山から初雪山を望む |
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白鳥山から犬ヶ岳方面を望む |
白鳥山から日本海を望む |
白鳥山頂上にて |
■■■ コースタイム ■■■
高岡3:30=朝日IC=坂田峠(5:35~50)=シキワリ(6:15~20)=白鳥山(7:55~8:15)=下駒ヶ岳9:20=菊石山(10:00~20)=黄連の水場10:33=黄連山(11:00~10)=栂海山荘(12:20~25)=犬ヶ岳(12:35~14:10)=栂海山荘14:15=黄連山14:55=黄連の水場15:20=菊石山(15:35~16:00)=下駒ヶ岳(16:30~45)=白鳥山(17:45~18:05)=シキワリ18:55=坂田峠(17:45~18:00)=高岡
■■ 同行者 ■■
「北ちゃん」・藤井女史・尾田・比佐恵