元    さ    ん    の    山    紀    行
僧 ヶ 岳(1,855.4m)駒ヶ岳(2,002.5m)
<富山県黒部市(旧宇奈月町) 魚津市>
 令和01年07月21日





ニッコウキスゲが咲く仏ケ平。





日曜日だから車がいっぱい。 富山湾も眺められた。


烏帽子口からのスタート。(標高1,280m) 大沢野師匠・松田氏と遭遇。


サンカヨウ 舐めていると、なかなかである。


宇奈月尾根と合流点 まりちゃん・朝日町?の松田氏と出会う。


標高1,600m 「その内着くよ!」


富山湾が見えます。 前僧(前僧ヶ岳)


仏ケ平を見下ろす。 ニッコウキスゲが咲き誇っています。


まりちゃんと「山ノ神」 二人共朝日岳のTシャツでした。(色違い)


この時期(ニッコウキスゲが咲いている時期)に来たのは初めてです。


素晴らしいところです。


調子に乗って撮ってもらいました。




仏ケ平のニッコウキスゲは素晴らしい。




珍しい方とお会いした。


宇奈月ダムが望めた。 後立山の山々が望める。


まりちゃんと「山ノ神」 (僧ヶ岳頂上) 勢い余って駒ヶ岳を目指す。


センジュガンピを確かめる。 北駒ヶ岳まで、あと10分の所で「山ノ神」リタイヤ。


毛勝山・剱岳方面にガスが掛かってきた。 ハクサンフウロに目が奪われた。


唐松岳〜五龍岳〜鹿島槍ヶ岳 白馬三山


久しぶりに駒ヶ岳にやって来ました。 駒ヶ岳へは、この一箇所だけにロープがある。


僧ヶ岳へ戻るには、かなりの距離がある。 僧ヶ岳頂上で、また、まりちゃん達と一緒になる。


もう一度、仏ケ平のニッコウキスゲと戯れる。






   元さんの戯言・呟きから・・・
7/21 午前8時前、僧ヶ岳烏帽子口(1,280m)は、車でいっぱいだった。そこに大沢野の松田氏の顔もあったが、体力のある彼と一緒するわけにはいかないから先に行ってもらう。今日は、晴れるという予報(いや、降らないという予報) と、烏帽子口まで車が入るとの情報があり、わっと登山者が押し寄せたのかもしれない。

 今日は年寄り?ばかりではなく、結構若い人達が目立った。それは、やっぱり日曜日だったからかもしれない。そして、いろいろな人達との会話も楽しめたのである。最後まで(その近くまで)ご一緒して頂いたのは、朝日町のまりちゃんと松田氏であった。(そのまりちゃん、山ノ神と同じ朝日小屋のTシャツを着ておいでた。)

 仏ケ平のニッコウキスゲが素晴らしかった。その一帯だけなのであるが、正しく群落という言葉がぴったりであった。皆さんも、やはりそれが目当てであったに相違ないが、そんな事も知らないという方もあったし、ニッコウキスゲという名も知らない方もあったが、その光景は、後々「あの日は素晴らしかった。」 という日が来るのではないかと思うのであるが如何に・・・

 そのニッコウキスゲの咲き誇る所まで行くまでは、今日も、またまたお互い単独行の様相を呈していた。「こんな歩きでは白馬岳など行けるわけがない。」 と言ったばかりに、「山ノ神」は憤慨してしまった。「そんな言い方をしなくても・・・」 である。「頑張っているのに・・」 である。でも、そのニッコウキスゲを見て、何もかもが吹っ飛んだ感じであったのであろう。

 その余勢もあったのだが、まりちゃんの元気さにも誘導されたのかもしれないが、駒ヶ岳を目指す事になってしまった。私は、ニコニコ顔をしてしまったが、「山ノ神」は次第に可笑しくなってしまった。北駒ヶ岳への登り返しで、とうとう「ここでいい。」 と言ってしまったのである。北駒ヶ岳山頂まで、後5〜10分もないよ!」 と言っても聞く耳を持たないので、炊事用具など一切を「山ノ神」に預けて私は、駒ヶ岳に向かった。一人ビールを愉しめば気分も収まるのではないかと思いながら・・・

 私としても、久しぶりの駒ヶ岳山頂であった。残念ながら、剱岳の一部しか見えなかったが、後立山の山々は、それは素晴らしい展望となって私を楽しませてくれた。また、まりちゃんは、自分のカップ麺を、私にそっと分けてくださったのであるが、お腹の空いた私にはビックなプレゼントとなった。本当に有難うであった。

 駒ヶ岳を後にして、北駒ヶ岳を越えて「山ノ神」の休憩地点に達したが、1時間を遥かに超えているのだから、いるわけもなかった。私の置いていった荷を全て担いで僧ヶ岳に戻ったのだから、結構疲れたのではないかと思った。まりちゃん達よりも一足先に僧ヶ岳に着いた私であったから、「山ノ神」にラーメンを作ってもらった。そして、二人の到着を待って、駒ヶ岳山頂のお礼にコーヒータイムとした。

 もう一度、仏ケ平のニッコウキスゲを楽しみ登山口に向かったが、来週剱岳日帰りを目指す青年が、訓練のために僧ヶ岳へやって来たという話を聞きながら登山口まで一緒した。私のアドバイスにどう思われたかは分からないが、健闘を祈りながら、第三登山口広場まで送ってあげた。そんな事もあり、まりちゃんと松田さんに挨拶をせずに帰ってしまった。






 ■■■ コースタイム ■■■
   
 烏帽子口登山口(7:55〜8:10)=宇奈月尾根分岐点(9:05〜25)=前僧10:00=仏ケ平ニッコウキスゲ(10:10〜25)=僧ヶ岳頂上(10:45〜55)=比佐恵ダウン地点(11:40〜50)=北駒ヶ岳12:00=駒ヶ岳頂上(12:30〜55)=北駒ヶ岳13:20=僧ヶ岳頂上(14:10〜55)=前僧15:20=宇奈月尾根分岐点(15:55〜16:05)=烏帽子口16:50    

 ■■■ 同行者 ■■■
          比佐恵   途中から、まりちゃん・松田氏