元 さ ん の 山 紀 行
僧 ヶ 岳(1,855.4m)駒ヶ岳(2,002.5m)
<富山県 宇奈月町 魚津市> 平成20年04月20日〜21日
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僧ヶ岳の夜明け a.m.4:55 |
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強風で雪壁が溶けたその窓から・・ |
キャンプサイトから、毛勝山を望む |
城壁越しに毛勝山 |
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稜線上のキャンプサイトを振り返る |
僧ヶ岳に連なる稜線 |
アイゼンの軋む音が気持ちいい |
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先行し、ピラミット上の「宮ちゃん」 |
クレパス沿いに行く「山の神」 |
僧ヶ岳山頂まで、もう少し・・ a.m.7:40 |
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僧ヶ岳から駒ヶ岳へ a.m.7:55 |
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トラバースの方が辛い |
穏やかな所もある |
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急斜面を登る(女は強い) |
僧ヶ岳を振り返る |
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ぱっくり開いたクレパス |
北駒ヶ岳で |
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北駒ヶ岳から、駒ヶ岳へ |
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「宮ちゃん」 奮闘! |
見た目より悩む事もない |
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時折、ドサッと嵌る事がある |
もう少しで、駒ヶ岳山頂 |
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駒ヶ岳山頂からの展望 (左が剱岳・右が毛勝山) |
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「宮ちゃん」 と、駒ヶ岳山頂で |
駒ヶ岳から、滝倉山への稜線を望む |
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帰路、僧ヶ岳山頂で |
キャンプサイトに向かって、GO! |
「4/21コラム(山つれづれ・・・より)」
4/21 凄まじい風音に、殆ど眠れず、夜が明けるのを只管待った。月が、まだ沈まず、暗闇から、だんだんと浮かび上がってくる山容、そして、駒ヶ岳から上がる日の出。黄昏の山並みと共に、これを見たかったから、重荷を担いでやって来たのであった。
朝方のアイゼンの軋む音。これも山の醍醐味である。僧ヶ岳の山頂に立っても、休む事の出来ない程の強風で、そのまま駒ヶ岳に向かった。その稜線の北側は雪庇、南側はヤブが相場であったが、登山道が出来てから、そのヤブに悩まされる事が、なくなったような気がする。
北駒ヶ岳を過ぎてからの鞍部付近で、その先行きの不安から、「山ノ神」が、登頂を断念! 「宮ちゃん」と、二人だけになる。(ビールを飲みながら、その行動の様子を眺めながら、楽しむと言う。) 「う〜ん、来ればいいのに・・」 は、言えなかった。
ルートを模索しながら、「宮ちゃん」は、スイスイと行く。駒ヶ岳山頂では、吹き飛ばされるような強風に、カメラを構えるのも辛い状態であった。しかし、残雪期では、今回のルートが、初めてという「宮ちゃん」は、「素晴らしい」 を連発していた。
これでもかと思うほど、たくさんの写真を撮りながら (「山ノ神」と合わせて840枚)、お腹を空かすして、テン場に戻れば、昨日積み上げた、また、テン場を離れるに補強したブロックが溶け出し崩壊していた。その様が、また面白く、はしゃぎながらカメラに納めた。
昼食を済ませ、テントやタープを撤収し、キャンプサイトを離れたのは、午後2時半であった。雪上の歩行は順調であったが、残雪が消え、重荷を担いだ急な登山道の下りに、「山ノ神」は閉口していた。
それでも、それで終わらない。林道に出てからフキノトウを採るのであるから、重荷が揺らぎ、肩や腰に、辛いものを感じながら、2時間で歩き通したのであるから、なかなかのものであった。
■■■コースタイム■■■
1日目
高岡5:00=魚津IC6:00=片貝第2発電所(6:20〜40)=成谷堰堤=(8:05〜20)=片貝山荘(9:05〜10)=東又登山口(9:30〜35)=伊折山(13:30〜40)=成谷山(14:30)=キャンプイン14:45
2日目
キャンプサイト6:30=僧ヶ岳7:50=北駒ヶ岳9:20=駒ヶ岳(10:10〜25)=北駒ヶ岳11:10=僧ヶ岳(12:15〜20)=キャンプサイト(13:00〜14:30)=東又登山口16:50=片貝第2発電所=(19:00〜15)=高岡
■■■同行者■■■
「宮ちゃん」・「山ノ神」