元   さ   ん   の   山   紀   行
高落場山 (1,122m)
<富山県南砺市(旧城端町・平村> 平成31年01月03日





誰も登って来なかった。
さしずめ独り占めの高落場山。





五箇山トンネル前の駐車場。 唐木峠まではヤブが煩かった。


唐木峠まで、1時間ほど掛かってしまった。 落雪で雪煙が上がる。


ブナ林を行く。この辺りから、トレースが消え、膝ラッセルとなる。


山頂手前の樹木。雪が覆い被さっていた。 時折、平野部が見えたが、すぐに雪が舞った。


山頂の雪量は多く、背丈ほど掘った。 一人でタープを張るのは結構手間取る。


中に入れば暖かい。 すぐに雪が積もる。(溜まる。)


天ぷらそばを食する。 三脚を立てて撮るのも難しかった。


積雪でタープが下がり出るのが辛かった。 後片付けに着手。






  元さんの戯言・呟きから

1/3 今日は、高落場山。今日も「山ノ神」は不参加。五箇山は雪。駐車場には、大きな除雪車だけで、車はナシ。こりゃ!またまた激ラッセルが待っているのかと思ったが、前日に多くの方々が登られたようで、しっかりとトレースが残っていた。その上に15cm程の新雪があった。

 唐木峠まで小一時間掛かってしまった。先のトレースを辿ったのであるが、いろいろ苦労された結果が伺えるものであった。それを嫌うと、深みにハマるので従うのが得策というもの。唐木峠の先は、杉林がなくなるまで、登りやすかったが、ブナ林に入ると雪量が増え、膝ラッセルになってしまった。

 山頂到達時は、吹雪いていた。すぐに引き返すのも手なのである「それでは何しに来たかわからない。」 という私なりの論理があるのです。単独だと写真もなく、悪天では尚更である。昨年もそうであったように、迷わずシェルター造りに精出した。緊急避難というより、そのような事が好きなのである。

 サラサラの固まらない雪だけに、壁を作るのは難しい。それではと、掘って掘って、私の背丈程掘った。雪が降り続いているのだから、タープを架けなければいけない。一人だと、なかなか上手くいかず時間が掛かる。でも、出来てしまえば温かい。私のガスコンロでも、すぐ湯が沸くというもの。たぬきうどんを食べた。コーヒーも飲んだ。  三脚を持参したが、室内?では狭すぎ、そして湯が沸くとモヤる。外に出てでも、カメラが濡れる。なかなか上手くいかないが、記念だから何でも良い。

 そのような事の他に、簡単なFB投稿したりして、2時間があっという間に過ぎた。帰り道がちょっと心配であったが、写真を撮りながら、そして、駆け降りれば、唐木峠まで40分。唐木峠から車デボ地点まで30分程で着く事が出来た。昨日も今日も、特別の所へ出掛けているわけでもないが、「お馬鹿さん」 になるのかもしれない。



■■■ コースタイム ■■■
     

■□■ 単独行    ■□■