元  さ  ん  の  山  紀  行
高 坪 山
<富山県  南砺市>
平成28年01月02日





全く見当違いのところを歩いていたようで、それが分かった頃は疲労困憊となっていた。
林道に出てコーヒータイムとしたが、一体あの4時間は何だったのだろうかと、自分の愚かさに愕然としていた。







平スキー場には大勢のスキー客が押し寄せていた 林道の積雪は、約50cm。


この標識が取り付きと勝手に思い込んでいた。 流石、五箇山、雪は深かった。


覆い被さる木々の下を潜りながら・・ 小さなさわも渡った。


イヤになるくらい樹木が倒れている。 鹿熊峠。全く見当違いの所に来たと
まだ気付いていなかった。


こんなのばっかし・・ 可笑しいとGPSをみて驚いた。


戻ったが、また違った所へ行ってしまった。 ようやく、道宗道を見付けたが、
ヤブが前途を遮り歩ける状態ではなかった。







  元さんの戯れ・呟きから

1/2 雪不足なら割と多い五箇山。そして、簡単そうで過去2回しか行った事のない高坪山を候補にあげた。「山ノ神」が箱根駅伝を見たいと言いだし、私一人となったが、それはそれでいいのではと思って家を出た。平スキー場は、多くのスキーヤーが集まったのか、車を整理する係員が忙しそうであった。

 過去2回は、相倉からのもので、平スキー場側からは初めてであった。林道歩きが主で、それこそ簡単な山と高を括って臨んだのが、失敗の元だったのかもしれない。ここぞと思って行った林道?は、全く見当違いの鹿熊峠であった。それも、それからの尾根と思い込みヤブとの激闘が続いた。GPSはとんでもない所を差していた。「あれっ~」 どうしたんだと思い、未だ時間があるからと主要林道に戻り、また思い込みでコース(道宗道)の横の沢沿いを歩いてしまった。

 トレースらしいものがあったから踏み込んだのだろうが、すぐに消えていた。地図を見ると、またまた違っていて、力が抜けてしまった。今度こそはと、地図とGPSを駆使して、ようやく取り付きを見付けたが、その先も木々が倒れ、上にあると思われる林道に到底届かないと思って林道に出た。この間4時間。私は何を血迷っていたのだろうか?キツネにでもつままれたのだろうかと思ってしまい、どっかっと腰を落としてしまったのであった。(コーヒータイムとした。)

 それでも、これで終わるのは納得いかないとなり、アホにも、八乙女山に行く事にした。登山靴を履いたまま運転し、リックの荷もそのままで歩いた。唯々、執念だけだった。流石に家に戻ってから疲れを感じた。でも、「5連休は全て山へは変わらない。」




 ■■■ コースタイム ■■■

 ■■■ 単独行 ■■■