赤谷ノ頭からの剱岳


 「赤谷の頭」山行は、私に多くの山の友を与えてくれた。早月尾根で知り合った「ターさん」にガイドを頼んでいたが、「ターさん」が山の師匠と仰いでいた「花じい」が加わる事になった。その一週間先に「大双嶺山」行きで、「花じい」と一緒する事が出来、初対面という硬さもなく赤谷ノ頭に臨めた。企画段階で「山ノ神」同行が条件であったので、登れるかどうかは、さほど気にならなかった。集合場所に新たな3人がいたが、それが、「シュンちゃん」「あらちゃん」「スーさん」であったのである。平成14年2月11日は、私の忘れられない山行の一つである。

赤谷ノ頭(三角点)から剱岳を望む。 (H.16.01.12)


   前夜に、辰口氏から「赤谷ノ頭」に行かないかと言う電話をもらった。この山行に飛び乗ってくれたのは、「茜ママ」だけで、行きたくても仕事がある人、先からの計画があって変更出来ない人などで、「山ノ神」を含めた4人となった。北尾根から取付き、南尾根から下る「赤谷ノ頭周遊コース」は、ずーっと剱岳を眺めながらのルートだけに、8時間もあっという間に過ぎる満足の山行であった。(H.16.01.12)

赤谷ノ頭(目の上のたんこぶのピーク)から剱岳を望む。 (H.16.01.12)