細蔵山からの剱岳


昨年(平成12年)も、同じ4月の第3日曜日に細蔵山に登ったが、天気予報が外れ生憎の降雪で、剱岳の大展望台を期待していたのに残念な思いをした。今年は、不安いっぱいの家内の同行となり、木ノ根山(1134.5b)で終わりかと思ったが、写真撮影の時間をくれ、1330bのピークまで出掛ける事が出来た。雪が付いておれば快適だが、それまでのヤブに参る。

細蔵山頂上より剱岳。 真中が早月尾根


 私が、細蔵山を知った頃は、剱岳の第1大展望台だと聞き、私も本当にその通りだと思った。今は、大猫山に、その座を奪われた感もあるが、雪が深ければ届かないし、雪が少なくなればヤブ漕ぎが待っている。当然夏道もなく、賞味期間が短いとなれば、細蔵山からの展望は、限られた人、また限られた期間しか望めない。希少価値は充分にある。 (H.20.01.29)

細蔵山より剱岳を望む。 (H.15.04.07)