元  さ  ん  の  山  紀  行
牛  岳 (987㍍)
<富山県砺波市 南砺市> 平成18年06月07日




 6/5「小秀山」、6/6「三ヶ辻山・人形山」、そして、今日(6/7)の3日連続の登山となった。起きるのがちょっと辛かったが、どうしても、記念登山までに、もう1回登っておかなければならないので、午前4時に家を出た。

牛岳99日目の登頂

6合目付近で サンカヨウの群落




「平成18年6月7日のコラム(山つれづれ・・から)」
6/7 「はっと」、思い目が覚めたら、午前1時40分であった。「まだ、1時間ちょっとしか、寝ていないのか?まだ2時間は寝られる。」

   「明朝牛岳に行って来る。」 「仕事に間に合うように帰って来るから・・・」3日間連続となるのであるが、「山ノ神」は差ほど驚きもしなかったようである。
  6/12の記念登山までに、もう一回登らなければならなかったが、お天気の良い休日に登るのも如何なものかと思っていたし、雨の仕事前の早朝に行くのもイヤであった。もう、この日しかない気持ちで、99回目の牛岳を決行した。

 朝靄のひんやりした中を、半袖姿で歩き始めたのであるが、過去の牛岳山行を想い出しながら、また、来週の記念山行を企画してくれている山仲間の事を思いながら、一歩一歩踏みしめて歩いた。牛岳の100回など大騒ぎするほどのものではないのであるが、区切りの良い数字であることは間違いない。そして、他の人達のためでなく、自分自身のために登っているのであり、その事に感銘してくれる人達と、喜びを分かち合えるのであるから、その日が来るのが楽しみである。そのためにも99回目を歩かなければならなかったのである。
 その日に、ササユリが咲き誇ってくれるのであろうかと期待をしてみたが、まだほんの蕾であり、5日の間では、ちょっと無理であろうと思った。意外と目を楽しませてくれたのは、サンカヨウの群落であった。その鮮やかさは、朝一のご褒美を、私にくれたのかもしれない。
 16年9月のやはり早朝であったが、熊と遭遇しているので、その場所に来ると、ちょっぴり緊張してしまったが、何の事はない。あれは、宝くじに当たったようなものなのである。山頂からの展望は靄で何も見えなかったが、99回目の登頂は、リーチまで、あと1回のノルマを達成出来た喜びを、充分に味わう事が出来たのである。




 ■■■コースタイム■■■
高岡4:00=林道登山口(5:40~45)=牛岳頂上(6:05~20)=林道登山口7:20=高岡8:10

 ■■■単独行■■■