元  さ  ん  の  山  紀  行
牛  岳 (987m)
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成21年05月11日









以前、友人の葬儀のお手伝いに間に合うようにと、牛岳に出掛けた時も、木から降りてくる熊に遭遇。土肝を抜かれた事があった。今朝も、昨日亡くなった いとこの納棺に間に合うようにと出掛けた牛岳であったが、またまた熊に遭遇。カメラを構えるのに、手間取ったが何とか5枚撮った。でも、熊は逃げず、ちょっとだけ睨み合いになった。



「5/11 コラム(山つれづれ・・) より」

5/11 我慢出来ず困った時の「牛岳」 に出掛けた。いとこの葬儀は明日だから、「今日は午前9時過ぎに戻れば問題ない。」 と思い牛岳を選んだのであった。昨夕くらいまでは、何も起こらなければ 「大日岳」か 「北ノ俣岳」 を候補に挙げていたのに、いっぺんに吹っ飛んでしまった。早立ちが苦手な山ノ神は、娘の事もあり不参加。

 「どうしてもお山のてっぺんに登りたい。」 と、「出来ればもう少し、山菜が採れれば・・・・」 の気持ちの登山である。しかし、欲張って、山頂から林道鍋谷線を降り、スキー場ゲレンデへの思惑は外れてしまった。

 あの黒いお方がおられたのである。5年ぶり(H.16.9.27)であるから、同じ方ではないかもしれない。今回は、不思議な力?が動いてしまった。あの方(クマ)に寄って行ってしまったのである。5年前の牛岳だけでなく、大平山でもカメラを出す事が出来なかったし、有峰林道では、車の中から近距離のクマを撮ろうとしたが失敗。また鍬崎山や南保富士では、遠すぎて撮る事が出来なかったからであろうか、カメラを構えて撮りに・・・・・・ でも、結果オーライだったが、無謀だったような気し反省している。

 駆け上がったクマと少々 (と言っても僅かな時間) 睨み合いになったが、5枚のシャッターを切った。切り終わったら、何だかいっぺんに弱気になり、小走りに山頂に向かった。持論であるが、出会い頭の遭遇とクマの領域にさえ入らなければ、そうそうクマは襲って来ないと思っている。もう一つ、クマが目的があった場合の遭遇も怖いかも知れない。後は、人様が歩く所では、あちらから逃げて行くと思っている。

 でも、思わぬ場所で山菜の収穫もあり、5枚の写真を持ち帰れば、「エ~ッ」 と驚くと思ったのにそんなでもなかった。ではと違ったところに、サプライズを求めてしまったが・・・・






 ■■■コースタイム■■■
       

 ■■■単独行■■■